進路の考え方 ~法学部をとおして~ | 東進ハイスクール吉祥寺校|東京都

ブログ

2017年 12月 23日 進路の考え方 ~法学部をとおして~

みなさんこんにちは!

担任助手の井上です。冬至も過ぎ、いよいよ冬の寒さも厳しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 

これまで私の記事では受験に関する勉強の話を主にしてきましたが、少し毛色を変えて、今回は私が大学で学んでいる『法学』に関してお話をさせていただこうと思います。

多くは大学の先生から聞いた話の受け売りですが、みなさんの進路を考える上で参考になると思います。少し長いですがお読み頂けると嬉しいです!

 

 

———————————

 

まず、「法学部」と聞くとみなさんはどんな印象を持っていますか?

私の身辺だと「六法全書に載っている法律をたくさん覚えないといけない(=暗記地獄)」と言われること多いです。(時には「地味でつまらなさそう」とバッサリ言われてしまうこともあります。かなしいことです…)

 

しかし、決してそのようなことはありません!少なくとも私が履修している授業では!)

実際、どんな感じなのかを以下にQ&Aの形式で紹介したいと思います。

 

〜井上がお答えする法学部Q&A〜

 

Q1. 六法全書に載っている法律をたくさん覚えないといけない って本当?

  1. 答えはNOです!

    私が履修している全ての法学系の授業のテストでは六法全書が貸与されます!テスト中に法律が載っている本を見られるのだから、覚える必要はないのです。

 

Q2. 覚えなくていいなら、いったい普段は何を勉強しているの?

  1. 普段の授業では、条文はもちろんのこと、法律が守る利益や法律の解釈の仕方などといった法律そのものについて学んだり、判例(具体的な事件に関して裁判時に裁判所が示した法律的判断)を取り扱いながら実際どのように法律が適用されるのかなどを主に学んだりしています。

    そのため、法律を覚える記憶力よりも、複雑な状況を整理し、法律を用いて論理的に結論を導く力の方が法学部では必要とされるし、鍛えられるものでもあると思います

 

Q3. 法学部にいる人はみんな弁護士に代表されるような法律系の職業(法曹)を志す人が多いの?

  1. 確かに他の学部に比べたら多いとは思います。ただ、別に法曹になるつもりは今のところないという人が沢山いるのもまた事実です!

    法学を学んでから自分の志す他の分野を学ぼうとしている人、将来の進路がまだはっきりしていないため、法学的な知識をつけておくことで将来の選択肢を広げようと思っている人、

    はたまた法学を通して論理的思考力の獲得を目指す人など、様々な人が集まっています。

 

———————————

 

上記のQ&Aから私が思うに、法学部は論理的に物事を考えるのに長けている人や、論理的思考力を磨きたい人にとっては天国のような場所であります。私自身、論理や理屈を重んじる考え方をする人間ですが、とても自分に合っていると感じております。

 

以上に法学部について私が思うところを書かせていただいたのですが、法学部に対するイメージが多少は変わったでしょうか?

自分の抱いている印象と実際のそれとが異なることは、受験に限らず様々なことにおいてあると思います。どうか自分の進路を考える際には、選択肢を狭めるような思い込みは一旦捨て、きちんと調査し、いろいろな人の話を聞いて、しっかり吟味してください。

 

私は、もともとは経済学系志望の人間でした。自分はお金に興味があり、他の進路は向いていないだろうと決めつけておりました。受験直前期になって「お前の物事に対する考え方からするとここ(法学部)なんて向いているんじゃないか」と親に法学部を勧められるまでは、正直法学部に進学するなどとはまるで考えたこともなかったのです………が、今は法学部に来られて本当に良かったなと思っています。

 

自分にどこが合っているかなんて意外とわからないものだと思います。みなさんもまさかと思うようなところが自分にとってピッタリの学部かもしれませんよ。

この記事が少しでもみなさんの進路を考える上でポジティブな影響を及ぼすことを願っております。