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2017年 9月 4日 「過去問10年分」って……?
こんにちは!担任の飯島です!
夏休みが終わり、8月のセンター模試も多くの方が受けたでしょうか。
夏休みの成果は出せましたか??
基礎が固まっているかどうかの指標となるのがセンター試験です。
結果が思うように出なかったという方は、自身の勉強を見直したほうが良いかもしれません。(我々も力になります!)
さて、9月以降の勉強となると、より実践的なアウトプットの訓練をする時期になります。
そこで登場するのが「過去問」です!!
父母会や担任との面談で「第一志望の過去問は10年分必ずやりましょう!」
といった話をされているかと思いますが、表面上の文字通りの意味で受け止めて鵜呑みにはしていませんか?
もちろん10年分の過去問を解ききった状態というのはとても良い状態ではあります。
ですが、ただ解いただけで意味がありますか?
あるいは、本当は他にやるべきこと(基礎知識が足りていないからそこの補強とか)があるのにそれを押してまで過去問を兎に角やりきるというのは本当に良いことでしょうか?
ただ単に10年分解く、ということに固執してしまっては、受かるものも受からなくなってしまいます。
人によって状況は違います。得手不得手も異なります。
10年分を1周やるよりも、同じ分量で5年分を2周した方が得るものが多いという方もいることでしょう。
つまり、「過去問を10年分やりましょう」の真意は「過去問を10年分やれるような勉強(準備)をして、その上で10年分をやりきって下さい」ということです。(いわば「理想的な状態」です)。
すべてのことに言えることですが、人の言うことはあくまで人の言うことなので、自分なりに咀嚼して落とし込むようにしてください。(人の言うことを鵜呑みにしていたら、手遅れになるかもしれませんよ)。
そして、「やる!」と自分で決めたことはプライド・こだわりをもってしっかりやりきって下さい!!!
これがいちばん大切なことです。
夏休みは終わりました。これからは、高校3年生は特に、己と時間との戦いです。
最後まで全力で努力しましょう。そんなみなさんを、我々スタッフ一同全力で応援します。
吉祥寺校 担任 飯島