どんなラベルが欲しい? | 東進ハイスクール 吉祥寺校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 1月 17日 どんなラベルが欲しい?

こんにちは。担任助手の今村です。

受験生の皆さん。共通テストお疲れ様でした。ひとりひとり状況が違うと思うのでここで細かく振り返ることはしませんが、一つだけ言うとしたら、試験を受けにいったこと自体がすごいことだと私は思っている、ということです。

はい。ということで共通テストの話は終わりです。もうこの話をすることはありません。記憶の奥底にしまいこんでおきましょう。当分思い出さなくていいです。皆さんがこの先考えるのは、二次試験のことだけです。今から何かしたとして変化を起こせるのは、二次試験に関してだけなのですから。

これを読んでくださっている皆さんはもう二次試験に向けて動き出せているでしょうか。私の知っている「動き始めている人」は16日の共通テスト2日目の夜に第一志望校の過去問を解いていました。えらい。

さて、二次試験を控えた皆さんに改めて訊きます。皆さんの行きたい学校はどこですか?そこは、どれくらいの努力で入れるところですか?

…………どれくらい……って、そんなのわからないですよね。それは現時点での力がどれくらいかによって変わりますし、しかも、受験は絶対評価というよりは相対評価の世界です。自分が努力していても、それを上回る努力をして成績をのばす人が多ければ、合格者の中に入ることができなくなります。でも、どんな人たちと戦うのかわからないなかで、後悔を残さない方法ならあります。自分の中での最大限の努力をすればいいのです。これ以上はもうできないというくらい。

「努力しきれない人間だ」というラベルを自分自身に貼ってしまうのは辛いことです。「点を取れない人間だ」というラベルは、受験というフィールドにおいてのみ貼られ、それ以外のフィールドでは関係がないのでピラっと剥がされます。貼って剥がせるシール並みの粘着力しかありません。あら便利。しかし、「努力しきれない人間だ」のラベルは違います。業務用超強力粘着テープみたいなものでべったり貼り付いて、努力しきれる時が来るまで、いつも一緒です。しかも、そのラベルは不思議と暗示効果があって、貼られた者はついついその内容に沿うように動きがちになってしまうようです。

皆さんには、そんなラベルを貼ってほしくないし、そんなラベルをもしも自分自身に貼っている人がいたら、受験がそれを剥がすきっかけになればいいなと思っています。そして「努力しきれる人間だ」のラベルを貼ることができたらいいな、とも。

「努力しきれる人間だ」のようなラベルは別に受験を通してのみ手に入れられるものでも、もともと持っていたのに受験によってそう簡単に剥がされるものでもないとは思いますが、もしも今まで努力に関するラベルをもっていなくて、受験がそのラベルに触れるきっかけとなりそうな人がいたら少しこの話を思い出してみてください。

では、残り一ヶ月と少し、満足のいく過ごし方ができますように。

担任助手一年 今村