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2018年 5月 1日 プロとは
「古の所謂善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり」
これは孫子の言葉です。昔から戦いを勝ち抜いてきた人は、勝ちやすい場所、状況で勝ってきたと言っています。言い換えるなら、勝ちづらい場所で戦うのではなく、自分の得意なフィールド、及び時間に戦うのが勝利の条件だということです。
自分はこれをこんな風に解釈しています。
プロとは自分の得意な状況において、当たり前のことを当たり前のように勝ちきる人である。
一見簡単そうに見えることだけれども、簡単そうにみせないように、当たり前のようにやりぬく人がプロ。
フィギュアスケートの羽生結弦選手がこんなことを言ってました。
「できるっていうのは二段階あって、一段階目はまずはじめてできるようになること。二段階目が何も意識しなくてもできるようになること。僕はこのことを意識しています」
これって、孫子の言っていることとすごい似ていませんか?
その道を極めたプロが同じようなことを考えていて非常に面白いですよね。
成績が上がって、周りに褒められて喜ぶのではなく、それが習慣化して、誰にも何も言われなくなったら喜びましょう。そうなったら本当のプロの受験生です。
最後に部活生特別招待講習の告知です。東進に入っていない人は最後のチャンスです。
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渡辺凌也