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2020年 10月 7日 全力とは。
皆さんこんにちは。担任助手2年の齋藤アキラと申します。本日は、「全力とは何か」についてお話しします。
なぜ私がこの議題を取り上げるのか、それは私が生徒時代悩んでいたからです。
学生時代、バリバリの運動系のような厳しい部活に入っていたわけでもなく、だからと言って他のことに打ち込んでい
たかといわれると、そうでもありませんでした。
よく学校のアンケートで、「何か全力で打ち込めることは?」と聞かれましたが、何を書くか迷う、といった感じでし
たね(笑)。
さて、同じような悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか?
そもそも全力というものは何か、具体的にどのくらい頑張ることなのか、まずはそこを明確にしましょう。
結論を言いますと、「今」考えられる限り一番賢い選択をし続けることだと思います。
何が一番賢い選択か、これについては、日々の計画建てで答えが出てる人が多いと思いますので、どう継続的に努力
をし続けるか、ここに焦点を当てます。もし何をすればいいか答えが出てない場合は、担任助手や担任にすぐにで
も相談してください。
人間は「今」を生きる生物ですから、必要以上に過去や未来のことについて考えるのはやめて、今を頑張り続けること
にフォーカスしましょう。
長時間勉強し続ける際、「あと〇時間も頑張らないといけないのか…」と未来のことを考えて悲観的になるのはやめたほ
うがいいです。
長時間の努力とは今を頑張り続けることの繰り返しでしかありません。
たびたび、勉強をやめてだらけたくなったり、スマホをいじりたくなったりしますよね。しかし、衝動はその瞬間耐え
られればすぐになくなります。
つまり、長時間集中し続けられるか、は数回来るであろう衝動に数回耐えられるか耐えられないか。そう考えれば、案
外簡単な話だと思いませんか?
流石に続けて集中できる時間に限界はあると思いますので、休息をとる時間はあらかじめ決めておきましょう。
東進の時間割と同じ、90分勉強して15分休憩、が一番お勧めです。
高校時代の3年間は、その後の人生に大きな影響を与えます。もちろん、就職を考えている人にとっては大学名で左右さ
れる場合がありますが、それよりも高校時代何かに全力で打ち込んだという人生経験が大切です。
大学で全力を出せばいいじゃないか、と思うかもしれませんが、大学は自由度が高いゆえに目標設定は一から自分でや
る必要があります。高校時代何かに全力で打ち込めた人は大学でも自分で目標を立て、突き進むことができると思いま
すが、高校時代頑張れなかった人は相当なことがない限りなかなか難しいのではないかと思います。
それはなぜでしょうか。「いつやるか、今でしょ」という某教師の言葉がありますが、これに尽きます。高校時代
(今)努力できない人が、なぜ大学で努力できるのか、ということです。受験という、結果によっては人生を左右する
大きな目標があるのに、それに向けて頑張れない人間がいつ努力できるのでしょうか。
あなたが努力できる人間かそうでないかは、今やれと言われてできるかできないかですぐに確認できます。
基本的に、何かを「やろう」と思ったときに、特別用事がない限りは「今」やらない理由はないですよね。今やらないということはまだ努力できる人間ではないということになります。
もし、本当に自分の志望する大学に合格したいと思っているなら、今すぐこのブログを閉じて、勉強を開始しましょ
う。今やれないなら何も変わっていません。今やりましょう。もし今やれたなら、その後もうまくやっていけるかもし
れません。