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2020年 8月 9日 志望校どうやって決める?
こんにちは!担任助手一年の石川です。
突然ですが低学年のみなさん、志望校は決めているでしょうか?
高3生のみなさん、きちんと考えて志望校を決めたでしょうか?
今日は私が志望校を決めるまでの経緯について話そうと思います。
私は高校2年の秋まで国立私立は愚か、文理すら決めていませんでした。
具体的に言えば、親が望む医学部に進むのか、自分のやりたい文学系に進むのかで迷っていました。
高校2年の秋になって高校の数学が文理で分かれるタイミングでようやく自分の学びたい方に進むことを決めました。
私は昔から演劇に興味があったので演劇に強い大学を探すことにしました。
探しているうちに出会ったのが早稲田大学です。
文学部には専攻で演劇学があり、また文化構想学部も文学部とのブリッジ科目(両学部の学生が共通して受けられる講義)があって演劇学を学べそう、という理由でその二つの学部に絞りました。
強いて言えば文学部のほうが文化構想学部より行きたいかな、という感じでした。
この時点で高2の11月辺りです。
両学部とも使用科目が全く同じかつ問題もほぼ同じ形式だったのでとりあえず英国世界史の勉強を始めることにしました。
そのまま先入観だけで詳しく調べることをしなかったので試験本番まで志望校が変わることはなく、文化構想学部の合格発表を迎えました。
合格したのを確認して、そこで初めて文化構想学部について詳しく調べました。
見てみると、文学部は一つの題材を深く掘り下げていくのに対し、文化構想学部は多くの題材を用いて一つのテーマに沿って多角的に学ぶ、という感じでした。
演劇学、という言葉にとらわれすぎて、自分が実際に何をやりたいのかを考えられていなかったときは文学部に行きたいと思っていましたが、演劇学そのものよりも文化と社会の関係を学びたいとようやく気づき、第一志望が文化構想学部に変わりました。
結果として、文学部は落ちてしまったので文化構想学部一択だったのですが、
もし文化構想学部を受けることを決めていなかったら
もし両方合格していてよく調べずに文学部に進んでいたら
と考えるともう少し受験前に調べておくべきだったなと思います。
結果オーライと言えばそれまでですが、今日私が伝えたいことは2つ。
1.志望校は自分で決めること。
私は志望校を親の望む医学部にしなくてよかったと心から思っています。
医学部にしていたらあそこまで努力できていなかったし、挫折したときに親のせいにしたと思うから。
みなさんはもう半分大人です。
自分の意志を持って大学受験をしてほしいと思います。
2.受験前にきちんと細部まで調べておくこと。
試験要綱は当然調べると思いますが、余裕があるうちに学部の教授とか、どういう講義があるとか検索しておきましょう。
思い込みで志望校を決めてしまわないように。
大学は最低でも4年間は通います。
しかも義務教育ではなく、学費もかかります。
違和感がありながら学ぶなんてもったいない!
せっかく頑張るなら調べ上げた目標に向かって!!