恐らく担任助手最後のブログです | 東進ハイスクール吉祥寺校|東京都

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2019年 3月 15日 恐らく担任助手最後のブログです

 

はじめまして、担任助手2年の松澤です。

今日は勉強方法の話をしますが、勉強法なんて、世の中には腐るほど存在します。少しググれば無限に出てくるわけですし、先輩に聞けばその先輩独自のおすすめ勉強法が聞けるでしょう。僕はそれらを否定するつもりは毛頭ありません。それらのほとんどが優れたものなのだと思います。

でも、ここであえて炎上するような事を言います。

ほとんどの場合、勉強方法なんてものは大した差を産みません。

だって、勉強方法自体は成績が伸びてる人と大差ないのに、実際成績は伸びていない人って無限にいませんか?

こういう事が沢山あることからもこのことは実は簡単に気づけるのではないでしょうか。実は、勉強方法そのものに大きな価値はないという事に。

では、何が大事なのでしょうか。

大事なことは、「どう勉強するか」ではありません。実は一番最初に考えるべき事は「なぜ成績が伸びないか」です。

成績が伸びてる人と伸びていない人の差はここです。何を「やっているか」ではなくなんでできないかを「分かっているか」なんです。

「勉強」とは、言い換えるなら「自分ができる事を増やしていく行為」です。

そして、「出来ることを増やす為」にできる事は、「出来ないことを特定して、何故できないかを理解し、そしてその原因を改善する」しか無いです。これが勉強の本質です。

「今日のサッカーの試合が上手くいかなかった。練習が足りないからだ。とりあえず毎日ボール蹴ろう」なんて考えるだけの人間より

「なんで今日の試合は上手くいかなかったんだろう。途中で走り疲れてしまって思うようなキレで体が動かなかったからだ。これからボールを蹴る時間を30分走り込みに変えよう」なんて考えられる人の方がサッカーが上手くなるのは明白ですね。

(そしてスペースがあれば後で言及しますが、世の中に流布してる多くの勉強方法なんてものはこの場合でいうと「ボールの蹴り方!練習方法!」みたいなものがほとんどな訳です。もちろんそれも大事だけどまず何でこの問題解けなかったか分かってないでしょ?っていうところからなんです。)

サッカーの場合何が悪かったのかってすごく気付きやすいので「ボールの蹴り方!練習方法!」みたいなものはすごく重宝されますが、勉強の場合それ以前の問題である人がほとんどです。なんでその問題ができなかったのかがまず分かってない。それといちいち向き合おうとしない。

間違えたら解答見て、「あ、ここができてなかったんだなるほど」

これじゃ成績なんて伸びません。

「なんでそこできてなかったの?」って話なんです。

全く初見だったからできなかったのなら、勉強してる参考書が情報不足なのかもしれない。もしくはまだその問題を解く段階にないのかも知れない。

やったことあるのに出来なかったのならそれこそ自分の勉強方法を見直すべきなのかもしらない。

授業で習ったことあるのにできなかったのなら授業の取り組み方やその復習方法を見直すべきなのかもしれない。

こうやって、「なんでできなかったのか」を考えて、「じゃあそれをできるようにするためにどう勉強方法を改善するのか」を考える。そういう順番です。

勉強方法なんてものは自分が何が足りてないか次第なんだから、それがわかってから聞くものです。

「数学ができないんですけど、オススメの勉強法ありますか?」なんて何も考えてない人の聞き方です。何でできないのかが分からないのにその答え(勉強方法)なんてものは提示できません。

「数学でこういうときに問題が解けない事が多くて、それはこういう理由だと思っているのですが、(普段こういう風に勉強していて)それを改善するためにどう勉強するのが効率良いと思いますか?」

って聞くべきではないでしょうか。

 

まとめるのなら、

勉強とは「できないことをできるようにする事」。そして出来ないことを出来るようにするには、何故できなかったのかを考え、改善するしかない。そして、何ができなかったが分かってその上で初めて、どう勉強すべきかを考える事に価値が生まれる。

(そしてそれが考えられている頃には自ずと自分がすべき勉強方法なんてものは自分でわかっているものです。往々にして。)

だから、

勉強方法なんて考えるな!!!!

まずなんで自分が出来ないかをひたすら考えろ!!!!!

そこに答えがある。

 

(ただ、多くの勉強方法に触れることは、それだけ多くの成績が伸びない原因の存在を知ることに繋がるのでそれはそれで有意義な事であるとは思います。自分の中に答えが無い可能性もあり、こうした事により自分の視野が、思考の可能性が広がります。)

 

そして、アドバイスする事があるとすればとにかく出来るようになってるのか出来るようになっていないのかを誰よりも試す事が大切です。つまり、誰よりも問題を解いてください。その上で、必ずなんでできなかったかを考えて改善してください。原因を見つけて改善した分だけ勉強方法は改善されていきます。じゃああとは、どれだけ多くの回数それを改善できるかがすべてです。だから、問題をとにかくことは死ぬほど大事な事なのです(よく教科書ばっかり眺めたり覚えようとしすぎたりで全然問題を解かない人がいますがそんな子は絶対成績上がりません。トライアンドエラーの数だけ人は賢くなるのです)

少し長くなってしまいましたが、

ここに書いたことは勉強に限らず全ての事で活きる事です。

仕事であろうと恋愛であろうと人間関係であろうと。

誰も始めは何もできないのだから、ついていく差なんてものは、いかにできないことをできるようになっているかでしかないわけです。これってすごいですよね。人は、いかにできないことをできるようにするか、がほとんどすべてなわけです。

この、「できないことをできるようになる方法」を学ぶ事が受験の大きな目的であり、(僕は受験の目的は大きく分けて2つしかないと思っているのでそのうちの1つですが)、これができることは人生に勝算を見出したことと同義だと思うのです。だって、出来ないことが出来るようになるのですから。これさえ学べれば何にでもなれるじゃないですか。

矛盾するようですがそれでもできないことがあるのならこの思考方法に則って、この思考方法・考え方のフレームワークさえ見直してしまえばいいわけです。その時にはまたもっと優れたものが見えてるはずです。

 

受験勉強の本質的なことは、「出来ない方をできるようにする」方法を学ぶ事。これは、他の人生の全てに通ずる事である。だから、受験で勝つ事がここまで評価されて学歴社会というものが存在するのだとも思います。受験は全くもって人の全てではないですが、受験で勝てるということは、なんでも出来るようになる力が非常に強い。つまり、人生においてすごく大事な事が分かってかつ実行できているということだと思っています。(思想強め)

ちなみに受験じゃなくても何かで飛び抜けている人は同じく他の全てに活きる本質的が見えている人だと思うので同じくです。

だから、やりたいことがあるのならそれを貫けば良いし、無いのなら受験をとりあえず頑張ってみることを強く強くオススメします。

 

すごく長くなってしまいましたが、これがおそらく東進吉祥寺校担任助手として自分が書く最後のブログです。だからこそ、自分が学んだ受験への考え方を、あくまで成績という面を切り口にをここに書きました。

分かりきってることを偉そうな語るな、と思った方。かなり多いと思います。すみせんでした。それと同じだけこのブログを読んで気付けたことがあると思ってくださる方がいれば幸いです。

最後まで読んだ頂きありがとうございました