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2017年 2月 9日 模試を受ける意味について
こんにちは
今日は雪が降って寒いですね
風邪を引かないようしっかり防寒しましょう
唐突ですが今回は模試について話したいと思います
皆さんは模試についてどうお考えでしょうか?
模試をなぜ受けるんだろう?と思ってる人もいると思います
今回はここの部分を掘り下げていこうと思います。
一般的に模試を受けるのには大きく3つの意味・理由があります
①現在における自分の位置を確かめることができる
②自分の勉強における穴を発見することができる
③他の受験生と一緒に模試を受けることによって試験本番の雰囲気を味わう
上の方から説明していきます
①現在における自分の位置を確かめることができる
皆さんがよく気にしていますね
全国の中で自分が何位である、学年の中で何位であるとかなど
こういう位置づけで参考になるパラメータとして偏差値というのがあります
毎回偏差値を気にしている人も多いのではないでしょうか?
ただ偏差値にはトリックがあります
偏差値は「その模試を受験した人の中での」位置づけとなっています
模試と実際の試験では受験者の質・量に差があり
模試と本番では自分の位置が異なっている可能性があるのです
比較的正確な偏差値を知りたいときは
規模の大きな模試を受ける
というのが一番いいと思います
ただ位置づけだけにとらわれないように!
他にも重要なところがあります
「今の自分が模試でどれぐらいの点数をとれて、最終目標までどれぐらいの距離があるか」です
東進のセンター模試帳票では去年度の合格した人の点数というのが書いてあります
そこをしっかり見るようにしてください
それによって勉強の方針を決めることもあります
②自分の勉強における穴を発見することができる
模試の復習をしっかりしていますか?
当たり前ですが模試とは本番の試験と同じレベル同じ範囲から出題されています
つまりは
自分が模試で答えられない問題=本番の試験で同じ様な問題が出たときに答えられない
ということになります
模試で出た問題と本番での問題が似ていたという事例があります
本番の試験終了後に
「模試と似たような問題が出た
でも復習をしてなかったから答えられなかった」
という声を聞いたことがあります
逆にいえば答えられない問題をしっかり復習すれば試験本番でかなりの効果を発揮します
なので模試を受けたら記憶が鮮明なうち(試験を受けた後なるべく早く)に復習をしましょう!!
③他の受験生と一緒に模試を受けることによって試験本番の雰囲気を味わう
模試というのは、本番の試験を模したものです
模すものは試験の内容だけではありません
時間や試験場のルールなども模しています
模試では学力を調べることも重要ですが
雰囲気を味わうということも重要です
中学高校受験した人ならわかると思いますが、試験当日はかなり特殊な雰囲気になりますよね
大学受験ではそれよりもはるかに緊張度が高まります
その独特な雰囲気のせいで本気が出せず失敗する人もいます
その雰囲気に負けないためには同じようなシチュエーションで慣れる
というのが一番やりやすいでしょう
そのために模試を活用しましょう
模試で本番と同じ雰囲気を味わうために重要なことは
1.毎回の模試を本番であると考える
2.試験の間は質問とかが無い限りスタッフや友達と話さない
です
以上①②③をしっかり肝に銘じておけば模試を正しく受験できます
模試はほぼ一日を使う重要なイベントです
一回の模試を無駄にしないようしっかり意味を考えましょう
担任助手 西高史