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2018年 6月 28日 (再喝)先生になったつもりで勉強しよう!
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みなさんこんばんは!担任助手2年の岩永です。
今日は昨年12月にあげたブログを再喝しようと思います。というのは、吉祥寺校で勉強している生徒を見ているとこのことをもう一度伝えたいと思ったからです。
2017年 12月 14日 先生になったつもりで勉強しよう!
こんにちは!
担任助手1年生の岩永淳志です。
今日は、勉強をする上でのコツについて書きたいと思います。
東進にきて一生懸命勉強している生徒の中で、
勉強した内容が頭の中に入ってこないなぁ…と思ったり、どうしたら模試の点数が上がるんだろう…と悩んでいる生徒はたくさんいます。
そういった質問に関して、私が必ず伝えていることがあります。
それは…
先生の立場になって勉強をする!
です!
例えば、日本史の内容が頭に入ってこない生徒には、「もし自分が金谷先生(東進ハイスクール日本史講師)だったらどのように教える?」と聞いています。そうすると、頑張って説明しようとしてうまくいかない部分が出てきます。そこを資料集や用語集を使って完璧に説明できるようにする。完璧に説明できるようになるまでひたすら繰り返す。そうすることで、内容を(自分にとって)わかりやすく、整理された形で覚えられます。
さらに言うと、先生の物まねをしてみるのもおすすめです。私が生徒だったころは、自分が村瀬先生(元東進ハイスクール地理講師)だったらどうやって、カリスト地形について説明するかを考えて、復習してました。
是非、先生の立場として考えて勉強をしてみましょう!
岩永淳志
東京大学文科Ⅱ類1年生
さて、先生のつもりになって勉強するということを具体的に考えて見ましょう。
この世界史の問題に関してみなさんは何を知りますか?
紀元前508年、旧来の4部族制を廃止して新たに10部族制を定め、アテネ民主政の基礎を築いた政治家の名前を記しなさい。〔2016年東大世界史大問3(1)〕
いかがでしょうか。この問題に対してここまでたどり着いた人がいたとしましょう。
「これの答えは「クレイステネス」ですね。東大とはいえ意外と簡単でした!」
…ここで勉強が終わってしまう人は論外です。
ここからが「受験生」の頭の使い方です。
では、クレイステネスの「旧来の4部族制を廃止して新たに10部族制を定め」たということはすなわちどういうことなのでしょうか?
それは「血縁的な部族制から地縁的な部族制に変えようとしたから」です。
…ここまで来た人は一般的な「受験生」です。
ここからは「勉強の質が高い受験生」の頭の使い方。
では、クレイステネスはなぜ「血縁的な部族制から地縁的な部族制に変えようとした」のか?
一言でいえば「民主政の実現」でしょう。
具体的にいえば、貴族の家系がなくても(血縁的)貧しい貧民が住んでいる土地ごとに(地縁的)政治に参加することができるようにしたのです。そのことで、貴族だけが政治を動かす貴族政治ではなく、市民が政治に参加する民主政治を目指したのです。(山川世界史B用語集などを参考にしました)
ここまで頭を広げることができるのが、「勉強の質が高い受験生」です。
そして、これを当たり前のようにする人が「予備校の先生達」なのです。
だから、先生の真似をすることで「勉強の質が高い受験生」になってほしいということです。
読んでくれているみなさんの中には25日の公開授業を受けた方もいるかもしれません。自分が板野先生になったつもりで現代文を解いてみましょう!
みなさんも是非やって見てください!
岩永
最後までお読みいただきありがとうございます。
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