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2023年 3月 19日 大学でやりたいことをやるために

担任助手1年の吉野ひかりです。

受験生の皆さん、ひとまず今年の受験お疲れさまでした。本当にここまでよく頑張ったと思います。

合格の喜びだけに浸っていられる時間、不合格を辛く感じる時間は短いかもしれないけれど、やりきったと言えるほど努力した経験はずっと皆さんを支えていくと思います。SEKAI NO OWARIのRAINの歌詞を借りると「虹はいずれ消えるけど雨は草木を育てていくんだ」ということを伝えたいです。

皆さんにとっての受験がただの勉強漬けの日々ではなく、人生の成長の機会になったらいいなと願っています。

さて、ここからは大学に入学することになった方に向けて、吉野の大学1年の生活について触れながら「大学でやりたいことをやる」ということについてお話しします。

私は、この1年間、やりたいことを全部やろうとした人間です。

運動会女子ラクロス部と「法と社会と人権ゼミ」というゼミ(サークル)の活動がメインです。ラクロス部の活動が一番で、「一部昇格」という目標に向かって、週5日・朝の7−11時に練習しています。東大女子部の中ではおそらく最もハードな部活です。でも、朝部活があることで生活習慣は良く、かつ放課後は自由な時間があるので、時間を有効活用することができます。放課後は週2−3日ゼミに参加しました。このゼミは人権をキーワードにして現代社会の諸問題を考え学ぶことを目的にしており、「現場主義」をモットーに、フィールド・ワークを中心にすえて活動しています。国会見学をして国会議員の方のお話を聞いたり、弁護士事務所・火力発電所・在日米軍基地に訪ねて当事者のお話を伺ったりしています。また、ゼミ以外でも、格差や障害に興味を持った関係で、療育や食物配布のボランティアに参加しました。

こんな感じで朝と夜にかなりの割合予定が入っているのに、私は進学振り分けで文科一類から行きやすい法学部ではない学部に行きたいので、テストの点数が必要です。なので、テスト勉強や自分のやりたい勉強は、空きコマと予定がない放課後にしていました。


当たり前ですが正直大変でした。反省点も結構あります。

そして何より重要なのが、体調管理です。睡眠が足りてないまま部活をするサイクルが数日続いてしまった時に体調を崩してしまいました。部活では6時間睡眠とるように言われているのにそれを守れなかったのが原因でした。やりたいことをやるために一番必要なのは、体調管理です!!

そんな感じで私は、周りから「予定入れすぎ」「体育会系の部活やってるのにやりたいこと多すぎ」とよく言われます。自覚はあるのですが、やっぱりメリットも大きいです。いろんな事をするといろんな人に出会えます。同じコミュニティには比較的同質な人が集まりやすいけれど、複数のコミュニティに入ると偏りが薄れて、いろんな楽しみが知れて豊かになります。

大変ではあったけれど、今この1年を振り返ってみて、やりたいことをやれたし、成長できたという自信は確実にあって、後悔はしていません。とりあえず今やりたいことを幅広くやってみて将来何をするか決めるというのは、時間的に自由で定職についていない大学生でしかできないことだと思っています。(もちろんとても恵まれた環境があった上でですが)

タラタラ書いてきましたが、やりたいことを全部やろうとするのが皆にとって正しいとは限りません。皆さんはどういう大学生活を送りますか?