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2022年 8月 22日 自知、自信、努力。-スポーツと類比させて-

こんにちは。担任助手1年の吉野ひかりです。

私が大学でラクロスをやる中で最近考えたことが、私が受験期に考えていたことと重なっていたのでそれを書きます。

 

「努力に裏付けられた自信」とは、自分がこれだけ努力してきたんだから大丈夫、やれる、そう思うこと。

この台詞はありきたりだが、「自信に裏付けられた努力」も存在するのではないだろうか。

 

去年のグループミーティングで、こんな話が出た。「皆が毎日勉強しているのは、東大に受かるという自信が少しでもあるからだよね。受かる可能性が0%だと思っているなら東大に向けた受験勉強なんてしていない。」と。その通りだ。不安になった時も、心のどこかに「もしかしたら合格できるかもしれない」という希望や自信があるから、勉強し続けることができる。

 

自信は努力に繋がるし、自信を持たないと戦えない勝負がある。その点において受験もスポーツも同じである。

上手くなる可能性・伸びしろがあるから練習しようと思えるし、不安ばかりを抱えて試合に出て何ができる?自分の持ってる力を出し切れる?いや、挑戦を恐れミスをしてしまう。はじめから自分はラクロス上手いなんて自信を持てやしないし、未熟な1年生の自分が先輩達と同じコートに立つことに不安を感じる。そんなの当たり前だけれど、自信を持つ必要がある。

そしてどうすれば自信を持てるか考えて出した答えが自己分析だった。ラクロスの全ての技術が上手くなくてもいいから、自分の強み弱みを知り、これなら自分は得意だって思えるプレーを作る。

 

日々の練習で身につけたことを練習試合で相手を前に試してみる中で、自分のどの技術が通用するのか体感し分析し、練習によって得意を伸ばし苦手をカバーする。得意な所で苦手な所を補えばよいと考えれば、以前より自信を持ってコートに立てるようになる。「自知自信努力」の繰り返しなのだ、すべてはチームが本番の戦いで勝つために。

 

自己分析をしなければ、自分が何が得意なのかわからない。わからなければ自信は持てない。また不得意な分野でも、今の自分は理想像と比べて何が足りないのか、その隙間を埋めるためにはどうすればいいのか。それを考えることで、「こうやって行動していけば必ず理想像に近づける」という自信が生まれる。ゴールがはっきりと見えなくてもまだまだ遠くても、自分が目標に近づいているという感覚こそが進み続ける原動力になるのだ。

 

さて、夏休みという長期間の練習を経て皆さんは8月21日に練習試合に参加した、つまり共通テスト本番レベル模試を受けました。模試結果を用いて自分を知り自信をつけて努力し続けるか、それともただ模試を受けて時間を浪費した人になるか、それはあなたの行動次第です。

受験本番・勝負の日までの練習期間はもう長くはありません。

皆さんが最高の状態で自信をもって勝負の日を迎えられるよう、願っています。

 

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