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2017年 9月 5日
8月が終わって、9月ですね!今日から新学期、なんていう学校もあったみたいです。
この夏休み、基礎固めは十分に済ませられたでしょうか?
これからはいよいよ2次試験の過去問や模試にチャレンジしていくわけですが、ここで気をつけてほしい大きな大きな落とし穴があります。
それは、いわゆる「ケアレスミス」。
「3×3」が「6」だったり、「家」が「hause」になってたり、聖徳「大」子って書いちゃってたり、ああいうやつらです。
返却された答案を見て以上のことに気付いたとき、こんなことを考えたりしていませんか?
「これはただのミスだから実力じゃない。次回は気をつければ大丈夫。」
違います。それが実力です。そして、ほぼ確実に次回もやります。
時間制限なしで、思い切りゆっくり解けばこんなミスをする人はまずいないでしょう。
つまり、ケアレスミスをするのは十分な注意力を保ちつつ今のスピードで解く力がないからで、そこまで意識を向けている余裕がない、とも言えます。
これを解決するためにおすすめなのは、「答え合わせのときに、ケアレスミスの数を記録する」ことです。毎回、毎科目です。
これを習慣化することで、普段からいかにミスが多いか認識せざるをえなくなるため、解く前から自然とミスを減らそうという意識が働くようになります。
そして、問題を解いている最中でもミスに気がつくようになり、結果としてどんどんミスの数が減っていきます。
気持ちいいんですよね、これが。
一度数えてみてほしいのですが、模試や過去問、特に記述の場合はこのようなミスから総合で5~10点、あるいはそれ以上落としていることもあるかもしれません。
裏を返せば、これさえなくしたらそれだけで10点とれてしまう、ということなのです。全く教科書も開かずに。
素晴らしい。
ちなみに僕は受験生のころ、「ミスの数だけ財布の中の10円玉を貯金箱に入れる」というルールを自分に課していました。
昼食のおにぎりが買えなくなるので必死にミスをなくし、結果として一気に模試の点数が伸びました。
習慣化するためには、今が始めるチャンスです。
皆さんもぜひ、騙されたと思って試してみてください。
担任助手 岡根