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2021年 9月 14日 中盤戦

あっという間に時間が過ぎてもう9月、受験生の皆さんにとっては折り返し地点とも言える時期まで来たわけですが、今までの半年を振り返ってみてどうでしょう。少しでも自分と志望校の間にある距離を縮めることができたでしょうか。

僕の通っていた高校ではマラソン大会なるイベントが毎年開催されていました。男子は昭和記念公園の外周ざっと8キロ以上を一生懸命走らなければならず、それはもう辛くて苦しくて自分の中でも大嫌いなイベントでした。

素人が走る長距離走ともなるとペース配分が記録更新の鍵を握っており、特に中盤の苦しい時間帯にいかに粘り愚直に足を動かし続けられるかが大切になってきます。酸欠になりそうで、足はなかなか思うように動いてくれず、水も飲めない。でも記録更新という目標を達成するには進む足を止めずにひたすら無心で走り続け、まだまだ先の見えないゴールに向かって必死で歩を進めないといけないのです。長距離中盤に差し掛かると多くの人間が脱落していきます。ある人はペースを落とし、またある人は走るのをやめて歩き出し、初めはあんなにも加速していた先頭ランナーも徐々にペースが落ちていってしまう。

そんな中大会トップでゴールするような人達は、中盤戦もペースを上げるわけでも落とすわけでもなくただ一心に、ゴールに向かって走り続けていきます。「疲れた」「休みたい」「ペースを落とそう」という誘惑を振り払うかのように。結局、ある程度一定の、速いスピードを保って走り続けた人は好成績を残し、始めだけ力んだり、スロースタートのまま終わったり、中盤ペースを落としてしまった人はあまり満足のいく結果を残せていませんでした。まるで受験のようですね。

察しがいい人はほんの数行で今回の話の筋がわかったと思いますが、受験と長距離走は重なる部分が多いと僕は考えています。夏が終わって皆さんは受験における大きな山を一つ越えたわけですが、実は一息ついている場合ではないのです。今まさに皆さんは長距離、マラソンの中盤戦にいると言っても良いでしょう。

9月、10月はとてもきつい時期です。無気力になって進む足を止めてしまう受験生が大勢います。予想よりも遥か先にあるゴールを見て砕けてしまう、自分と志望校の間にあるギャップの大きさにやる気を削がれてしまう、加速し過ぎたが故に今自分がどの位置にいて、何をすればいいかを見失ってしまう、、、皆さんの行く手を阻んでくる要素というのは沢山ありますし、実際これらの負の要素に囚われて、満足な結果を残せないままに受験を終える人が毎年います。だからこそ皆さんにはこの時期、スピードを緩めて欲しくないのです。

登校数、下がっていませんか?勉強の質は大丈夫ですか?自分が「受かる」ための勉強、しっかりできていますか?この時期の勉強は特に、半年後の皆さんの合否に大きく関わってきます。今皆さんは重要な岐路の前に立っているわけです。それは「休む」か「走る」か。きっと夏という天王山を乗り越え、今も尚受験勉強と対峙している皆さんなら、選ぶ道は1つしかないと思いますが。

この先きついこともあると思います。頑張れない自分に苛立ちを覚えることもきっとあります。受験なんて辞めたいと思う日もいつか訪れるかも知れません。それでも愚直に、確実に、第1志望へ歩を進めて行ってください。

一緒に残り半年を走り抜けましょう。   

                        担任助手1年 田島

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