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2019年 12月 5日 AO入試を考えている人たちへ

皆さんこんにちは!担任助手2年の岡です

とうとう12月に入り、高3生はセンター試験まで1ヶ月を切りましたね。後悔のないようにしっかり準備して臨めるようにしましょう。

さて今回のブログは低学年の方達に向けたものとなります。

 

「AO入試」って聞いたことりますか?

AOというワードは「Admission Office」から成り立っていて、一般入試とは異なり大学の入学管理局が合否の選考します。

簡単に言えば、大学の掲げるミッションに自らが貢献できると判断された時、合格となる仕組みになっています。

選考方法としては主に3つあり、志望理由書・小論文・面接があります。

 

1つ目の志望理由書は、自分がその大学に入学するに値する学生であるかどうかを文章でアピールするものです。よくある項目としては、

・自分の強みと、それが大学に与える影響の関係性

・自分が将来やりたいことと、その大学で学ぶ関係性

が挙げられます。

これらの項目から何か気付くことはありませんか?

そうです、どちらも充分な「自己分析」が必要ですよね。

例えば「どういう人間なのか」、「何をしたいか」など…

「自分の強み?そんなの分かってるよ」と思う人もいると思いますが、実は自分では気づいていない強みも存在します。

ジョハリの窓といい、4象限で表される自己開示に関する心理学モデルがあります。

「ジョハリの窓」の画像検索結果

上記の説明から言うと、重要なのは第1象限に属する盲点の窓を知ること。

是非、家族や先生または仲の良い友達に聞いてみましょう。

ここまできてやっと、執筆となります。長いですね(笑)

意識してほしいこととしては、常に結論から述べること!!

日常の会話で「結局何がいいたいの?」と思うことはありませんか?

そんな会話も、最初に言いたいことを述べてしまえば、相手は一瞬で言いたいことを理解してくれます。

例えば、英語は常に結論→理由→具体例という流れを汲みますよね。

まさにそういうことです。意識していきましょう!

 

2つ目の小論文に関しても、与えられた課題に対して論理的に記述する必要があるので、志望理由書の執筆部分を参考にしてみてください。

よくある設問項目として、「賛成か反対かを選び、その立場からあなたの考えを述べなさい」なんてものがあります。

この時に持っていてほしい考え方としては、物事には必ずポジティブな面とネガティブな面があるということ。

どちらか1つを選択するということは、片方の考え方を捨てるということになるので、その代償として失うものも出てきます。

要するに、双方を比較した上で、よりネガティブ要素が軽減されるものを選択することが重要なのです。

もちろん、小論文なので何が正解で不正解かは無いです。その考えがいかに論理的で相手を説得させられるかが重要なのです。

 

3つ目の面接は、「自分を大学関係者(主に教授)に直接伝えることのできる機会です。

限られた時間の中で自分を最大限にアピールするには入念な準備が必要となります。

その時も意識してほしいのは、聞かれた質問に対して、自分が出した回答が答えになっているかどうか、また不必要なことを言ってないかどうか。

なぜなら、面接は長くても30分程度であるため、その時間内に自分の言いたいことを全て話すのは不可能だからです。

これらのことをまとめると、「自己分析」「論理的に考える力」が必要であると言えます。

AO入試を考えている人は是非参考にしてみてください。

また、私自身もAO入試を受けているので、相談などあれば気軽に話しかけてください!