ブログ
2021年 9月 22日 問題を解く、だけじゃなく◯◯してみよう
こんにちは!吉祥寺校の飯島です。食欲の秋なんて言いますが、なんか秋の味覚のさんまあたりの値が高騰しているみたいで。まあ僕はさんまあんま食べないんでそんな関係ないんですけどね。
さて、僕は生命系の学部にいるわけですが、大学受験で使った理科科目は物理と化学だったので、大学に入ってから本格的に生物の勉強を始めました。
もともと覚えること(特に丸暗記)が苦手だったので、受験生時代から無機化学など「とにかく覚える!」みたいなことが多いものは特に苦労してきました。生物も覚えることが非常に多い、というか大学の生物なんて覚えることが主だったわけですが、覚えることが苦手な僕はちょっとした工夫をして大学の生物の勉強を乗り越えました。今回はその方法を少し紹介し、大学受験の勉強にどう活かせるかまでお話しします。
生物の覚えなければいけないことをどうやって覚えたか。結論から言うと
「覚えたいことが答えになる問題を自分で作って、それを繰り返し解いた」
です。なんでこんなことをしていたかをここから述べていきます。
ノートでキレイにまとめてみたり、とにかくアホみたいに同じことをタクサン書いてみたりしてもまあそんなに頭に入りません。覚えるといっても無意味な文字列を覚えるわけではなく、論理的なつながりを持っているものを覚えていくわけです。そういった知識は問題を解く中で、「ああでもない、こうでもない」って考えていく中で身についていくものです。「一旦ある程度知識が入ったら演習しろ!」って我々が言うのもそういった理由からです。教科書と睨めっこ、とにかく回数書く、だけで身につく知識には限界があります。知識をブラッシュアップしていくにはアウトプット、すなわち知識を使う練習をすることが必要不可欠です。読むだけじゃダメ、自分の頭で何度も考える。ただ、自分が覚えたいことが都合よく全て問題集等で出題されるとも限りません。特に、大学の勉強になるとちょうど良い問題集もなかなかなく、問題演習を行なうことすら困難なことが多いです。
そこで、「だったら自分で問題作っちゃえ」という話になるわけですね。問題を作れば、あとはそれを繰り返し解くことで知識をだんだんと定着させていくことができるようになります。これは覚える系の科目以外のもの、数学等にも応用可能です。
問題を自作するメリットは他にもあります。まず、「正確に作問することは同じ問題を解くよりも正確な知識が求められる場合がある」ので、問題を自分で作ろうとしてみると「あれ?」と自分の知識の不十分さに気づく瞬間があるんですね。ちゃんと正確に問題を作ろうとすると、「あれ、こういう風に書いてしまって大丈夫なのかな?」とか細かいことが気になり始めます。解く段階では気にしないような細かいところに気を配るようになり、より正確な知識を得ようと思うきっかけになります。やってみればわかります。また、知識の不十分さに起因するミスも起きます。例えば、「数学で自分の特に苦手な分野の、問題集に載っている問題を思い浮かべて類題を作ってみたら、どうやっても解けない問題が出来上がる」みたいなことです。これは、元々の問題にはあった前提条件等を作問段階で抜かしたりすると起こります。(初歩的なのでいくと、元の問題では定義域が設定されていたから答えが定まったが、それを抜かしたせいで答えが定まらなくなった、とか)。で、ここから何がわかるかというと、「問題を作った人(自分)は、抜かしてしまったその前提条件等の必要性や重要性に気づいていない可能性が高い」ということです。解く時は無意識のうちに考えられていた条件だったのかもしれませんが、そのままでいると似たようだけど少し違う問題で無意識のうちに考えられていなくなっていて、そのせいでミスをしてしまうかもしれません。そのようなことを未然に防ぐ手段になり得ます。
こうして自分で作った問題は苦手の宝庫になるわけなので、そこを繰り返し解くだけでもかなりの苦手克服が望めます。東進の高3生向けには単元ジャンル別演習講座や第一志望校対策演習講座なんていった便利なものがあり、相当な質と量の問題演習をこなすことができますが、それを使わない・使えない人はこう言った勉強法をぜひ試してみてください。もちろん、単ジャン等と併用してもらってもかなりの効果が期待できます。その場合、一番大きく効果が出るは知識の正確性・精度が上がるっていう部分だと思います。もう一度言いますが、作問に必要な知識のレベルは解くのに必要なレベルよりも高いからです。
ただし、このやり方には注意点があります。それは「問題を作るのは大変なのでなかなか時間がかかる」ということです。そもそも、問題文を考えるのにも時間がかかるのに、考えたものを書き起こすのにもまた時間がかかります。なので、この方法は「マジでこの分野・問題、無理!!」ってときだけにしておいた方が良いです。やたらめったらに使える方法でもありません。その点だけご注意を。ちなみに、僕は最初手書きでやっていたのを途中でタイピングに切り替えました。それでもそれを解く時は手で書きましたがね。
9月も後半に差し掛かり、気温もだんだんと下がってきています。体だけは壊さないよう、そこだけは気をつけて。また、自分の体調管理をしっかりすることが周りの人の健康にも繋がる、そんな昨今です。受験は完全な個人戦ではありません。みんなで頑張りましょう。
吉祥寺校 飯島
2021年 9月 21日 〜自分に酔って〜 メンタル理論
こんにちは!!担任助手1年の尾関です!
夏休みも終盤ですね。宿題が終わっていない人は今すぐやりましょう!
いきなりですが自分は受験というものはある意味メンタルゲームだと考えています。合格ラインギリギリの人が受かるか受からないかというのはメンタル的な面が大きく関係します。皆さんも少しは分かるのではないでしょうか?
実力が低いチームが実力が高いチームに勝つことをジャイアントキリングと言いますね。(優勝候補のチームが名の知れない高校に負けてしまったりすることです。)なぜそのようなことが起こるのでしょうか。それは、その場の空気感やその時のチームや自分の状態に左右されるからです。スポーツのトーナメント戦でよく起こるります。それは負けたら終わりという条件がつくからです。受験も全く同じです。いくら模試でA判定を取っていたって本番で名前を書き忘れてしまったら終わりです。受験は一発勝負なのです。
ここまでは序論です。今回は長くなります。お付き合いください。
皆さんは受験本番だけがメンタルゲームだと考えているかも知れませんが、実際普段の勉強からメンタルは影響しています。受験勉強においてメンタルというのはすごい大切です。例えば模試でE判定しかない時に落ち込んでしまって諦めてしまうか、一層やる気を出せるか。問題が解けない時に感情的になってしまうか、素直になぜとけなかったのか分析できるか。(自分は問題が解けないと感情的になり、他の人に当たってしまいがちでした。今ではその時間はとてももったいなかったし、周りに迷惑をかけてしまったと反省しています。)受験において気持ちの持ち方というのは非常に重要です。
ちょっと話が転々としていますが、最後に勉強が辛くなった時に元気を出す方法を紹介します。
それは自分に酔うということです。自分のしたことを振り返って、『今日自分は12時間も勉強したなんてどんなにかっこいいんだろう!』や『今日3コマも受講できたなんてえらい!』と思ってみてください。他人にこんなことを言ったら惹かれると思うので、自分の心の中で思ってみてください。人間は肯定されたい生き物ですから、自信が付き、勉強も辛く感じなくなるはずです。とにかく自分に酔って自分を褒めてあげてください。あなたの心は楽になるはずです!(ただ勉強をサボるのは違いますよ)
受験はメンタルの強さというものがかなり合否に関係すると考えています。受験勉強を通してメンタルを鍛えていきましょう!
また、メンタル面をサポートするのは僕たちの仕事です。ぜひ、気軽に話しかけてください!
担任助手1年 尾関
2021年 9月 20日 併願校を考えよう!
こんにちは!
実は昨日成人式の前撮りでした!前撮り前日に夜更かししてしまった為コンディションは最悪でしたが両親や祖母からお祝いの言葉をいただきとても幸せな一日になりました。
ここまで大きく育ててもらえて本当に感謝しかないな、としみじみしてしまいました(´;ω;`)
さて、みなさんはタイトルにもある通り、併願校って考え始めていますか??
まずは自分の行きたい学部のある大学から目星をつけていきましょう。
その後で、偏差値や自分の得意科目等を考慮してしぼっていきましょう。
過去問はなるべくたくさんの大学のものをそろえていくことをおすすめします!
自分と相性の良い大学はたくさん過去問を解いて見ないと分からないので!!
ところで、よく併願校や受験校を考える際に「挑戦校」「実力校」「安全校」と決めていくという話を聞いたことはありませんか?
模試での判定や自分の赤本との相性などで決めていくと良いのですが、いまいちぴんとこないですよね・・・
そこで私は、自分の受験校を決める時に
「通いたいから受けたい大学」「受かったら通っても良い大学」「受けるけどあんまり通いたくない大学」「通いたくないから受けない大学」
に自分の行きたい学部がある大学を分類していました。
偏差値だけで見てしまうと「安全校」なんてない気がしてくるし「実力校」の定義って難しいし・・・
ってなってしまうと思うので、もしよかったら私の先ほどの考え方を取り入れてみて下さい!!
寒くなったり暑くなったりころころ温度が変わりますが体調には気を付けて!!
2021年 9月 18日 地獄
こんにちは、担任助手の丸山です。
9月も後半に入り、文化祭などのイベントがそろそろ終わる頃だと思います。
受験生の皆さんは、高校生活の最後のイベントが終わってしまった、という方が多いと思います。
自分の高校生活を振り返ると、やはりイベントは良い思い出として記憶に残っています。
この時期の心境としては、文化祭が終わり、この先は地獄だな、と思っていました。
実際、受験生にとって、この先はさらにキツくなります。
模試が残り2回しかなく、その中で結果を残さないといけない、などの焦りや、自分の実力が伸びていないのではないか、との根拠のない絶望に襲われることが多いです。
ただし、この状況はどの受験生にも共通していることでもあります。
例えば、自分の隣で勉強している受験生も、気丈に振る舞っていても、内心では焦燥感でいっぱいだったり、自分の成績に絶望しているかもしれません。
こういった中で、他の受験生と差をつけるには、自分で自信をつけるしかありません。
所詮は他人なので、親しい友達や家族、我々担任助手は、自信をつける手助けしかできません。
だからこそ、自分でやっていくしかないのです。
みなさんは、手っ取り早く自信をつけるための方法として、具体的に何が思いつきますか?
ここでは、一例として、弱点補強をあげます。
それこそ、今メインで促進されている単元ジャンル演習ですね。
前置きが長くなりましたが、使い方に関しては、9月11日のブログで紹介されているので、使いこなしたい人はぜひ見てください!
単元ジャンルの虫になる
さて、低学年の皆さんですが、受験生の時にこのようなキツい思いはしたくないと思いますよね。
自分が低学年であればそう思います笑
そのような皆さんに質問ですが、受講は進んでいますか?マスターは進んでいますか?
受験生のこの時期になると、マスターや通期受講をやってる時間なんてさらにありません。
やってて当たり前です。
また、受講はもちろんのこと、マスターもやっておいてよかった、と思うことが多いです。
このようなことは受験が終わってから気づくことが多いので、今はわからなくてもひたすらやってみてください。
絶対に後悔することはないです。
今後の受験生生活の中や後で後悔したくない方は、必ず今のうちにやっておくことをお勧めします。
受験生と低学年ではやることが変わってきますが、どちらもやらなければならないことです。
後悔しないように頑張りましょう!
2021年 9月 17日 今日は軽くお茶でも
こんにちは、お久しぶりです。今井です。もうそろそろ何回目の投稿かわからなくなってきたので数えるのはやめておきます。
そしてこの時期にふさわしいと思われる内容は前回先取りして書いてしまったため、今回は本当に軽く済ませていこうと思います。
よって以下の内容を読んだ方がいいという人は少ないと思います(笑)
結構ピンポイントな話になるのですが、今回は個人的な英語の勉強法を振り返っておいていこうと思います。
英語で伸び悩んでいる人が勉強法を改革する際の一つの参考になったらいいかもなと思います。(ガチ英語できる人ではなく、コテコテの日本人が一から日本で学習を進めていくような環境を想定しています。)
何も特別なことはありませんが人によってそれが特別かどうかは違ってくると思うので、そこらへんの判断はそちらに委ねます。
基本的に英語の問題を解くのに必要なのは、最低限の知識・英語的な発想力・英語の情報処理速度の3つくらいに大まかに分けられると思います。一つずつ見ていこうと思います。
最低限の知識。所謂、単語・イディオム・ことわざのようなものですね。これらがある程度ないことには何も始まらないですね。
、、、と言ってここを飛ばしても構わないのですがそれはそれでそっけなく思えるので一つだけコメントを、、、
自分が単語など知識的な部分を入れるとき(英語に限らず)に実践していたことは、単語を覚える機会に覚えると決めたものはパーフェクトマスターすることでした。
単語一つ覚えて次の単語に行って、、、半ページ終わったら覚えたその半ページを暗唱して、出来なかったら最初に戻って、出来たら次のページに行って、、、次のページができたら一個前のページをまだ暗唱できるか試して、、、
のように周回する速さというよりは一回の周回でほぼ覚え込んでしまうというやり方を採用していました。
あと英単語の暗記に特別なことで言えば、単語と日本語訳というより単語とその単語の指すもの(イメージ・絵・動作)を結びつけることを意識していました。こうすることで英語を読むときの解釈に柔軟性が生まれ訳や意味取りでつまづくことが減ると思います。
英語的な発想力。これは意外と大事です。普段英語に向き合う時から、英語との日本語との発想の違いを意識しておくと良いと思います。
例えばですが、何かものを考えてアイデアを思いつくとき
日本語ではそのアイデアは自分が生み出す、自分の中から出てくるものと捉えます。「アイデアが浮かんでくる!」って言いますね。
一方英語ではそのアイデアと自分とはめぐりあうものと捉えます。外からやってくるということですね。だからそのアイデアは自分にcomeしたり、hitしたりするんですね。
これらの理解は主にイディオム的な言い回しの部分(の応用)で役に立つことかと思いますが単語レベルでも、文章中での使われ方や語幹からその指し示すものを推量する力は非常に大事です。
一般的にネイティブの人たちはこんなこと考えていないとは思いますが、自分たちは異言語を学ぶ身としてこういうことを意識しておくと、学びもはかどるし楽しいと思います。
英語の情報処理速度。これについては、まず上記二つの要素も必要になってきます。いちいち日本語に変換せず、読み直しもせず、かつ多少見知らぬ表現があってもつまづかない、ような力をつけるには上のような力が前提となってきますね。ここではそれに加えて、慣れもかなり重要な要素である、ということを強調しておこうと思います。いくら理論として準備が完璧でもそれの実践が足りなかったら心許ないですよね?
その慣れの部分を補うために、多読や音読がよく推奨されているのだと思います。多読は言わずもがな音読は個人的にはめちゃくちゃ重要だと思っていて、夏休み以降は自分も音読ばかりしていました(笑)
英語は言うてもやはり言語なので、声に出してなんぼです。頭の中にあったものを声に出してみてそれが実際どう言うふうに響くのかを自分できくと言う作業をしていることが、英文読解に限らずリスニングや英作文でのワードセンスの向上につながると思います。
今学年問わず英語に伸び悩んでいると言う人たちは、これを見て何かに気づいてくれたらいいなと思います。
以上の話は自分が持論としてがっちり持っているものではなく、書きながら思考をその場で整理していった(+素人の分析であるという事実!)ものなので、他の人には納得できない部分も多分にあると思いますがご容赦ください。
皆さんこれからも頑張っていってください!