危機状況における人間の心理とは? | 東進ハイスクール吉祥寺校|東京都

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2020年 3月 31日 危機状況における人間の心理とは?

こんにちは!

首都大学東京(東京都立大学)都市環境学部都市政策科学科に在籍し、

都市の構造や災害対策等の勉強をしている、担任助手の谷井です!

自己紹介が長いですね笑

 

さて今日は、世間がこんなことになっているので、健康と学問を掛け合わせた感じのお話をしようと思います。

ニュースでも飽きるほど報道されているんだからコロナの話はやめてくれーという気持ちはお察ししますが面白いのでぜひ最後まで読んでください。

 

気を取り直して。皆さんも十分ご存知だとは思いますが、現在、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっていますね。

昨日も著名な方の訃報があり、より危機感を持った人が多いかもしれません。

 

一方で、「まさか自分はかかっていないだろう」と考える人も、残念ながら日本にはまだまだ沢山います。

特に、そういった考えを持ってしまっているのは、

私たちのような学生ではないでしょうか。

 

今ちょっとドキッとした人、いるかもしれませんが、

ただ、そう思ってしまうのは人間の心理上仕方がないことでもあります。

 

なぜなら、人間には

「正常性バイアス」(normalcy bias)

という心のメカニズムが存在しているから。

 

普段は、人間が小さなイレギュラーに過度におびえたり、不安にならないために働いているものですが、

時には人間の決断力を鈍らせ、自分に都合の良い解釈をしてしまう原因にもなりえます。

 

私が勉強している学問分野でも(だからさっき自己紹介が長かったんですね笑)

例えば防災心理学上で、

災害が発生したときの人間の行動を裏付けるのに使われたりします。

 

具体的には、避難指示が出ていたにも関わらず自己の正常性バイアスによって

「ここまでは津波は来ないだろう」

「自分の住んでいる所は他より運が良いはず」

「近所の人も避難していないから大丈夫」

などと考えてしまう人が決して少なくはないのが事実です。

 

実際これまでの震災では、「自分は大丈夫だろう」という思い込み

によって避難が遅れ、犠牲になったと思われる方々が沢山います。

 

そのため災害時などの危機的状況においては、

その正常性バイアスをふりほどく勇気をもって行動することが求められる

ということです。

 

 

では考えましょう。現在の世界が、日本が、おかれているのは、

危機的状況です、よね?

 

地震や津波は物理的な恐怖が身を襲うからイメージしやすいかもしれませんが、

今の状況、海外のニュースではcoronavirus disaster

disaster=災害・大惨事 ですね?)

とも表現されるレベルのお話です。

 

 

つまり、「自分は大丈夫」という正常性バイアスは極力捨て

「自分もウイルスを持っている可能性は大きい」という意識を一人一人が持ち、行動していかなくてはいけない、ということ。

 

だから、校舎では生徒の皆さんには消毒・検温・マスク着用を義務化させてもらっていますし、

そして担任助手の私たちもそれ以上の健康確認をしてから東進で働いています。

 

自分のため、だけでなく、

これ以上感染される方が増えないよう、身の回りの人を苦しめないよう、協力して予防しましょう。

 

 

大学で勉強したことと現実に起こっていることを結び付けられると楽しいものです!

散々予防のことを話してきましが、気を抜かず勉強頑張りましょうね!!!