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ブログ 2021年12月の記事一覧

2021年 12月 26日 比率?

こんにちは、飯島です。12月も下旬ということで、クッソ寒いですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。僕は卒業のために必要な研究の進捗がよろしくない中、卒業のための論文の提出期限が迫ってきていて焦っているところです。

さて、あと26日まで迫ってきた大学入学共通テスト。多くの受験生にとっては一番最初の本番の試験になるでしょう。(共通テスト利用入試以外は)共通テストだけで受験結果は決まりませんが、この試験に向けてどんな準備をできたかはその後の入試に大きく影響します。

言わずもがな、共通テストは大学入試における基礎力を問われる試験ですので、この試験に向けて勉強することは大学受験の基礎を固めることに等しいです。(もちろん、テクニカルな話は抜きで)。

共通テストの点数はあなたの大学受験の基礎力に対する評価といっても良いでしょう。私大専願の受験生も侮るべからず、基礎をおろそかにして良いことは基本的にありません。まずはこの共通テストでしっかりと結果を出せるよう、勉強しましょう。

では、今の時期は基礎だけやっていれば良いのかというとそれも違います。基礎がある程度できている人は自分が受験する大学の個別試験の問題の対策をしなくてはいけません。こちらは基礎というより応用寄りになってくるでしょう。

で、こういう話になるとよく受験生の方に聞かれるのが、「共通テストと個別試験の対策、何対何くらいでやればいい良いですか?」ってやつです。結論から言うと、別に何対何でも良いです。今の自分に必要なもの全てに優先順位をつけ、やれるものをやっていくということです。その結果、この時期は大体の人が共通テストの比重が重くなって、個別対策は比較的軽くなります。そこに一定の傾向はありますが、その比率そのものに従うことには何の意味もありません。自分で必要なものをちゃんと見極めて、優先順位づけをしてください。

とだけ言うのも不親切なので、優先順位の具体例をちょっとだけ。例えば、共通テストでちゃんと点数を取る必要のある人(国公立志望、特に共テの配点が高い人や共テ利用で確実に合格を取りたい人)の共通テスト直前期における勉強の指針は「基礎基本の抜け漏れを徹底的に無くしつつも、個別試験の力も落とさないように勉強する」ことになるでしょう。なので、全体として共通テスト対策(基礎固め)の優先度が高くなるので、まずはそちらだけについて項目を上げていき、優先順位を決めます。次いで、個別試験対策用の勉強について、「共通テストボケしてしまわないために必要なもの」に絞って項目を挙げ、その中の優先順位を決めます。そして、挙げた項目それぞれについて1日あたりにかかる時間(当然、問題を解く時間だけでなく復習の時間まで考慮しましょう)を考えていき、1日で収まり切らない場合は優先順位の低いものから切っていくことになります。ただし、ここで注意したいのが、「優先度が低くいものでも割く時間をできるだけゼロにしない」ということです。つまり、優先度の低いものから切るとは言っても、ゼロにするのではなく頻度を減らすことで他のものに割ける時間を作る、ということです。例えば、「英語の共通テスト対策に週7日、1日あたり2時間(つまり週で合計14時間)割く」予定だったところを、週6日に落とせば1週間あたり2時間を他の勉強に使うことができ、頻度を落としすぎないようにできます。その時間を個別試験対策に充てることで、いわゆる「バランス」を保つことができます。とまあこんな感じでしょうか。参考になれば幸いです。

色々グダグダ書きましたが、要は考えて勉強すれば良いのです。ただ、この時期に間違った方向に努力するとかなり合格から遠のくので、周りの(受験という観点で)信用できる人に相談することを強く奨めます。何も人生自分一人だけで生きていくわけではありませんし、そんなことできる人間はもはやこの世に存在しません。周りの人には適度に頼っていきましょう。

共通テスト本番まで残された時間は長くはありませんが、精一杯やっていきましょう。健闘を祈ります。

吉祥寺校 飯島裕貴

2021年 12月 25日 Goal-oriented mindset

何かを達成するときの心構え

 

やるのかやらないのか

やるならとことんやりぬく

徹底的にやりぬく

 

成功するか失敗するか、不安になるけど考えない

目標が定まっているならそこだけを見つめてまっしぐらにやりぬく

 

このような姿勢をGoal-oriented mindsetといいます。

勝負事に向いています。

 

この反対がProcess-oriented mindset

理屈っぽく分析する過程重視の状態です。

 

どちらが優れているということではありません。

ただ、受験を通して得るべきはGoal-oriented mindsetだと私は思っています。

目標を持つこと、継続すること、諦めないこと

この3つが受験を成功させるために必要であり、かつその後の人生においても身にしみて残る習慣だからです。

 

 

私は受験以来

なにかをはじめるとき

あるいは

なにかに行き詰まっているとき

 

やるのか、やらないのか

やるならとことんやりぬく

徹底的にやりぬく

 

という考え方を持つようにしています。

徹底的にやりぬけばなんらかの活路がひらけると、受験を通して学んだからです。

 

もうすぐ入試が始まる高3生も

そろそろ勉強を始める高1・2年生も

この年の瀬に今一度、目標をたしかめ

 

やるのか、やらないのか

やるならとことんやりぬく

徹底的にやりぬく

 

腹を括って勝負の冬です!

 

担任助手5年 青島健人

 

2021年 12月 21日 一日 〜明けて暮れても君の1日〜

こんにちわ!今井です!

 

もう12月ですね。今回のブログは、前回の予告通り試験本番関連のお話をしようと思います。試験本番を振り返ってみて今でも記憶に残っていることをつらつら並べていこうかなあというつもりです。完全に自分視点の振り返りになるので自分の感じ方に違和感を覚える人もいるかもしれませんが、そこは大目に見ていただけると助かります。

いつもよりさらにまとまりがなく冗長な内容になるとは思いますがぜひお付き合いください。

一つ目は、試験本番を振り返ってみての全体的な印象について、、、良くも悪くもこれまで受けてきた模試とあまり変わらなかったなあというのが正直な印象です。いつもの模試のようにテキストに載っている内容を全部スッキリさせて(自分的には一通り理解したし覚えている状態にして)から本番に臨み、試験会場でいつもあっている高校同期と一緒に試験を受け、休み時間にお話をし、試験中もいつもと同じようなミスを繰り返し、手応えも結果も模試の時と大して変わりませんでした。
あまり緊張せず大失敗もしませんでしたが、かと言って本番ならではの劇的なパフォーマンスは正直全然発揮できませんでした。

話したいことが上手くまとまらないのですがゆっくり進めていきたいと思います。本番緊張して上手く力を発揮できなそうな人は、これからの事などは一瞬忘れて、いつもの模試と同じところを探して落ち着けるといいかなあと思います。とりあえず今自分がいる目の前の状況を俯瞰的に見つめて、いつもと違うところを探そうという視点に立つと、驚くほど違いが見つからないものです。せいぜいいつもと会場が違うくらいで、しかも模試で起きていたらそれはむしろワクワクする(or 面倒臭いだけの)、つまり自身にとってマイナスの事象ではなかったと思われます。

このパートを通して言いたかったことは、自分で勝手に本番試験を怖いものしないでねということです。試験本番がきてしまったら、後は自分の今持ち合わせている実力に応じて試験が合格者を選別するのに身を任せるしかない、というのが個人的な価値観です。準備する期間は十分にあったのだから、あとは試験が自分の身の丈にあった行き先を決めてくれます。あまり背伸びをした大学に飛び込むよりは自分に合った環境で精一杯頑張った方がためになると思うし、もし上手く力が発揮できずに本番失敗してしまったとしてもそれは試験が怖いのではなくあなたの現在の実力です。
試験本番までまだ1ヶ月弱あり二次試験に至ってはもっとあるので、まだ努力し実力を伸ばせる余地があると思う人たちは、改めて自分の実力を伸ばすために何をしたらいいか見つめ直し行動に変えて行けたら良いなと思います。

 

二つ目以降は軽い内容です。

二つ目は、自分が高校時代にきいた受験期のメンタルについてです。
今点数をできるだけたくさんかき集めているあなたたちはこれから腕一杯に得点を抱えて走り始めます。あなたが試験終了というゴールにたどりついた時に、なるべく多くの得点を抱えたままでいるためには、今得点をかき集めるのと同じくらい得点を落としていかないことが大事になってきます。そうは言いつつ、腕一杯に抱えた得点は、歩きならばともかく走っていけばいくほど(上を目指せばそれほど)落ちて言ってしまうものです。となると自分達にできることは、得点を落とす量を減らすことではないでしょうか??
自分の落とした得点を気にして振り返ってばかりいると、つまづいてまた得点をこぼしてしまうかもしれません。やはり試験期間中は落としてしまったものは振り返らず、今自分が持ち合わせている得点をこれ以上こぼさないようにまっすぐ前を見て駆け抜けるしかないのではないでしょうか??
個人的に”なるほど!!”と思った内容なので皆さんにも共有しておこうと思います。本番中のメンタルのあり方の参考になればいいと思います。

三つ目は、共通試験後の動きについてです。
やはり一度本番を乗り越えてしまうと多少気持ちが緩みかけます。そこで自分の気持ちすぐに二次に持っていくのはやはり大事なことなので、共通試験が終わった後もすぐ、学校なり東進なりにきて勉強を継続してほしいと思います。共通レベルにアジャストしていた頭を再び二次レベルに引き上げなくてはならないので、共通後もやることはたくさんあります。

四つ目は、具体的なくだらない体験談を二つです。
くだらないとは言いつつ、本番中におきた不測の事態で当人は本当に焦るものなので、事例の紹介として軽く見ていただけるといいです。
友達が共通テストで数学1を解いてしまいました。共通テスト前に必ず話題になるお話で半分聞き流していたものではあるのですが、身近に実際にやってしまう人がいると危機感も出てきます。これに関しては本当にやってしまったらショックが大きいので、大丈夫だとは思っていても試験開始前に思い出しておくといいと思います。
二次試験の激励に来てくださっているはずの担任助手の先生が見つからず、一度試験会場をでて探しに行ったらやはり見つからず、しかも再入場までに20分以上かかり物凄く萎えました。せめてテキスト片手に飛び出せばよかったなあと思います。試験会場入場の列が思ったより長いことがあるので皆さん注意です。

 

以上ですね。たびたびにはなりますが、受験生の皆さん本当に応援しているので、何かあったらなんでも頼ってください。合格のために、できることはなんでもやりましょう。

 

担任助手 今井

2021年 12月 15日 共通テストまであと1ヶ月!!

こんにちは。担任助手の丸山です。

ついに最後の共通テスト模試が終わってしまいましたね。

いよいよ本番だと思うと、受験生でない自分でも胃が痛くなってきます。

 

さて、今日は、大学に入った後のことについて少し書こうと思います。

完全にタイトル詐欺ですね。

良いタイトルが思いつかなかったので許してください。

模試後で担当の先生から色々と今後の勉強方針について言われていると思うので、息抜き程度にでも読んでみてください。

大学に入学後、多くの学部であれば、ゼミや研究室に所属するのがほとんどかと思います。

もちろん入らない選択肢もありますし、そこは自由です。

しかし、自分はもともとやりたかった分野について学びたいと思い、研究室配属を選びました。

そして今週、無事に第一志望の研究室に入れたわけですが、ここでもやはり面接などの試験があったわけです。

第一志望でもあったので、精神的にも不安などといった要素が大きく、受験以来にこの感情を味わいました。

結果は最高の結果ではあったのでよかったのですが、また第一志望に落ちるのではないか、といったある種トラウマのようなものもありましたし、大学受験が終わっても、試練は続くものなのだと感じました。

ただ、大学受験ほど長い期間ではなかったので比較するのも違う気もしますが。

大学生活もここからが本番ですし、色々と頑張っていきたいと思います。

このように、決断を迫られる機会がたくさんあるので、想像して楽しみながら考えてみてください。

自分のように不安を感じるかもしれませんが、大学受験とは比にもならないくらい小さいものなので、辛い時は是非大学受験の経験を活かしてみてください。

みなさんも共通テストまでラスト1ヶ月、体調を崩して全力を出しきれなかった、なんてことが起こらないように、体調管理だけ気をつけてください。

最後まで応援しています。

2021年 12月 14日 後期受験について

そろそろ共通テストの受験票が届き、出願に向けて動き出す時期になってきました。去年自分が同じことをしてからもう一年経つのかと思うと時の流れの早さに色々感じるものがあります。ところで、吉祥寺校の担任助手の中で僕だけが持つ特徴ってなんだと思いますか?「よく質問応対してる人」や「ハリーポッターみたいなネクタイしてる人」や色々あるかとは思いますが、1番は「後期受験を経験している」ことです。そこで今回は僕なりに後期受験について紹介します。あっ今回のブログは完全に国公立志望向けです。

①出願について

国公立には2(3)回チャンスがあります。前期、(中期)、後期です。ここで1つ注意があります。後期の出願の期限は前期と同じです!私立の後期受験と違って、国公立の後期出願は前期と同じタイミングです。前期の結果待って出願はできないので、遅くとも共通テストが終わったタイミングで出願する大学を探しましょう。また後期は定員が少ないだけでなく、問題も少し難しくなります。第一希望校から少しレベルを落とすのがセオリー(東大志望なら北大や東北大、旧帝志望なら筑波や千葉など)らしいですが、こればかりは自分に相談ですね。なおさら色々調べる必要がありそうです。

②受験について

前期は大体35科目ありますが、後期受験は小論文だけだったり、23科目であることが多いです。僕が受けた千葉大学工学部は数学+理科2科目でした。理学部とかだと理系科目1科目だったりします。文系は英語だけ、小論文だけ、英国の2科目などが主流です。(面接だけのところもあるそう)共通テストの配点割合が前期と違うところもあるのでその辺もしっかり調べたほうがいいです。

試験は大体前期の結果が出た3日後くらいです。3/12の大学がほとんどみたいです。結果は大体3/20頃出ます。僕の場合、東進の卒業式の日に結果出て慌てて電話した記憶があります笑。

後期は募集枠はものすごく少ないです。上位だと倍率5倍は下らないです。僕は本番教室にいた人数が既に定員超えてて鬱になりました。それほどまでにキツい戦いですが、受かった人は必ずいるので自分もそこに食い込みに行くだけです!

さて後期の情報に関してはこんな感じです。ここからは実際に僕が後期受験した感想を書きます。正直言って僕はあまり後期受験をおすすめしません。一つ目の理由はやる気がなくなることです。当たり前です。それまでは第一志望校に向けて頑張っているのですから。前期の結果が出ていない間でも、やはり全力を出し切ってしまった部分がありあまり集中できませんでした。今から思えばよくあの集中力で受験生と言えたなって思うほどです笑。二つ目の理由は孤独になることです。それまで一緒に切磋琢磨してきたライバルが急に東進にも学校にも来なくなります。周りは既に大学が決まった人がほとんどで、自分だけが置いてけぼりのような気持ちになり、居心地が悪すぎて僕は高3になって初めて東進に登校しませんでした。それほどまでに孤独との戦いにもなります。三つ目の理由は結果が出るのが遅いことです。春休みはそれまで共に青春時代を過ごした友と今までの苦労から解放されて羽を伸ばせる期間ですが、僕が受験を終えた頃には周りの友達は既に卒業旅行などを済ませて新学期の準備をしていました。春休みはあまり友達と遊んだ記憶がありません。

以上が後期受験の感想です。僕が後期受験をした理由はどうしても国公立に行きたかったからと浪人したくなかったからです。同じような理由の人は後期出願をしてもいいですが、上記のようなこともあることを理解してください。

別に後期受験するなというわけではありません。確実にチャンスを増やすためにも絶対出願はしたほうがいいです。しかし僕が伝えたいのはしっかり前期で受かってほしいということです。そもそも今皆さんは前期の第一志望校に合格するために頑張っているのですから、まずはそちらのことだけを意識して、後期はついでくらいの感覚でまずは前期でしっかり合格しましょう。

後期受験で分からないことがあったら僕に聞いてください。まずは色々な大学を調べてみて、情報を集めることから始めましょう!