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2021年 12月 9日 最終の共通テスト模試を前に

こんにちは、二年の植松です

今回は受験生に向けて書きます。ただ低学年の人にも校舎が本番に向かっていく空気感を味わうという意味では読んでほしいです。

 

 

いよいよ12月ですね。みなさんどんな心持でしょうか。

 

ブログを書くにあたり、自分の2年前の記憶を引っ張り出そうとする機会が多々ありますが、どうしても2年経つと当時の記憶がスムーズに出てこないことがほとんどになってきました。しかしそんな中でも、この12月から本番直前の2月にかけては、割とすんなり思い出せる部分が多く、映像として頭の中に残っているものも多いです。やっぱりそれだけこの時期はきつかったですし、印象的な部分が多かったのだと感じます。

何がそんなにつらかったのだろう、と考えたときに、これからはグルミがなくなり、学校もなくなるということが一番大きな要因ではないかと思います。

 

 

一日中机に向かって勉強をして、演習が中心になるため、毎回できたところとできなかったところが明確に見えたり、逆にどうすればいいのか見えなかったり。そしてそれを吐き出すことのできる機会がだんだんと減っていく…

 

だから、というわけではないですが、個人的にこの時期しんどいと思うのは割と皆共通しているのではないかと思います。他人からすればそこまで些細なことで悩むのはやめたほうがいいんじゃないか、、、と思うことでも、すべての行動や思考が自分に向いているからだからこそだとは思うので、それもしょうがないことなのかと思います。限界だと感じても感じなくても、他人との繋がりを絶とうとすることはやめましょう。

 

さて、いよいよ2日後には最後の共通テスト模試があります。

 

自分は2つだけアドバイスさせてもらいます。ただ、これはあくまで自分の実体験をもとに書いています。共通テストが意味するところや重要度は人によって変わるので、必ずしもこれをすべて実践する必要はないと思います。自分の今の状況と照らし合わせて、納得すれば採用してもらえばいいと思います。

 

1つは、「最大限本番だと思って受ける」ということです。

よく「本番のつもりで」という言葉がありますが、この模試はそれを体験できる最後の模試です。

本番でベストパフォーマンスを出す、ということに対して最大限努力するということは軽視されがちですが、自分はこの時期最優先で考えるべきことだと思います。

朝何を食べるのか、移動中は何をするか、緊張の中で最大限平常どおりの実力を出すためには、絶対にマークミスをしないためにどう対策するのか、時間が思ったより足りなくなったら、逆に余ったらどうするか、、、、などなど、考えられることはたくさんあります。

想定すべきことをすべて想定して、臨んだ結果として、成功失敗が見えてくれば、本番につなげればいいのです。ただ「緊張して解けなかった」という感想だけを持ち帰るのは勿体ないです。自分が何を準備したのかは少なくとも振り返られるようにしましょう。

 

2つめは、「結果がどうあれ、なるべく客観的に受け入れる」ということです。

自分が期待していた通り、もしくはそれ以上の結果が出た場合、それは大きな自信になりますが、逆にそこで慢心してしまうと危険です。何がよかったのかなるべく良い行動だけ振り返り、引き続き勉強しましょう。

 

逆に結果が出なかった場合、考えられる危険は2つあります。

① 「もうだめだ」と思って勉強を減らしてしまう、また過度に自分を責める

受験において最後の最後まで結果は誰にも分らない以上、結果によって自分の努力を減らしてしまうことほど無意味なことはないと思っています。またここで自分を責めたとしても何も変わりません。

② 「最後伸びるんだ」ということを過信しすぎて、自分の正しい分析をしない

「受験生、特に現役生は最後まで伸びる」ということ、これ自体は正しいです。12月から本番までで社会を30点伸ばした自分の担当生や、国立受験で一か月で総合100点上げた友達も知っています。

しかし、こういった結果の裏に必ずあるのが、「自己の正しい分析と、ここから一か月の正しい行動」です。結果を見て、「まぁまだここから伸びるし」というのは、ちゃんと結果を見ているとはいえません。苦しいことですが、何がいけなかったのかを必死に分析して、一つでも多く次につながることを探しましょう。

 

つまり、「極端なことは思わず、いかに淡々と、客観的に行動できるか」だということです。

 

 

上記のことを自分でするのが難しければ、遠慮なく担任助手を頼ってください。ここからの1か月、2か月は何を頼ってでも合格に繋がる道を一歩ずつ進んでいくしかありません。その道はきつく、険しいものですが、皆さんなら必ず乗り越えることができると信じています。頑張りましょう。

 

 

 

 

 

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