現役か浪人か | 東進ハイスクール 吉祥寺南口校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2020年 2月 2日 現役か浪人か

こんにちは!

シーズンインを目前に控えた國枝です!

 

今回は、受験生の皆さんに向けて、

浪人と現役について

僕の思うところを書きたいと思います。

 

 

東京大学は2日間、試験がある。

文系の僕は1日目に数学の試験があった。

 

4問中、2問完答。

最低でも1問は完答して他で部分点を稼ぐ。

そのつもりで望んだはずの試験。

 

蓋を開けてみれば、

まさかの0問完答。

 

1日目にして不合格を確信した。

 

2日目はなんとか自分を奮い立たせて、試験会場に行った。

 

2日目は可もなく不可もなくといった出来だったが、

数学での失敗があまりにも大きく、やはり合格は不可能に思えた。

 

そこから、

3月10日の合格発表の日まで

僕は、

浪人して東京大学を目指すか

センター利用で運良く合格することのできた早稲田大学に現役で進学するか

本気で悩んだ。

 

もともと、東京大学以外の学校に進学するつもりがなかった僕は

試験前までは

東大に落ちたら潔く浪人しよう

と思っていた。

 

しかし、いざ、本当に不合格を確信すると、

「浪人」

が確かな現実味を帯びて自分を襲った。

 

1年間、勉強するだけの生活に耐えられるだろうか。

今までと全く違う環境で、ストレスなく勉強できるのだろうか。

果たして、自分の学力は伸びるのだろうか。

もし、実力が伸びたとしても、また1年後も数学で大失敗したら、、、

 

ありとあらゆる不安が押し寄せてきた。

 

かといって、自分が早稲田大学で大学生活を楽しんでいる姿も想像できなかった。

 

最終的に、僕は、ある意味で自分の可能性を信じて、

もし、不合格であれば、

浪人することを決意した。

 

浪人したら、誰よりも勉強して、

東大に首席で合格してやる。

 

そんな馬鹿げたことも本気で考えた。

 

3月10日の合格発表。

ネットでの合格発表は見ずに、

1人で本郷キャンパスの掲示板を見に行った。

 

もし不合格であれば

合格して喜んでいる受験生の姿を目に焼き付けて

浪人への闘志を燃やそうと思ったからだ。

 

文科3類の掲示板の前。

上から下へと目を通していく。

自分の番号に近づくにつれて

心の震えが止まらない。

 

自分の番号が目にはいった。

信じられなくて、もう一度

受験票の受験番号を確認した。

 

確かに自分の番号だった。

あまりの驚きに一瞬思考が停止した。

 

そして、じわじわと喜びが押し寄せてきた。

 

あまりの衝撃に若干、過呼吸気味になりながら

両親に電話をかけたのを覚えている。

 

結果的に僕は最低点+5点で東大に合格した。

 

もしあと1つ計算ミスをしていたら、

僕は浪人していた訳であるが、

 

僕が皆さんに伝えたいのは

 

軽々しく浪人を考えてほしくないということ。

それは、今浪人している友人や、

大学で出会った浪人経験のある人たちを見ても思うことである。

 

だからこそ、皆さんには、併願校を十分に受けてほしい。

 

そして、行きたいと思っていた大学に全て落ちたとしても

浪人か現役かを選択できる状況にあって欲しいと思う。

 

考えがうまくまとまらず、拙文となってしまい、

申し訳ありませんでした。

 

受験生の皆さん、最後まで頑張ってください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

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