夢の中 〜恋の終わりは意外と静かに〜 | 東進ハイスクール 吉祥寺南口校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2021年 10月 22日 夢の中 〜恋の終わりは意外と静かに〜

こんにちは、お久しぶりです!今井です。
前回の自分が担当したブログでそろそろ書いた回数を数えられなくなったと言いましたが、やっぱり数えられる気がしてきました。多分7回目です。

 

今回も例によって、主に受験学年の人たちに向けて書いている想定でいきたいと思います。そしてこちらもまた例によってだと思うのですが、内容はあまり受験対策!!っていう感じではないです。今回イメージとしては頭の中にバラードを流していこうと思います。

 

話の入りは季節の話から、、、ですね、もう。
ほんのこの前までは夏休みだのなんだの言ってたのに、いつの間にか空気も冷え込んできて少し自然のある場所に行けば紅葉も見られるような季節になってきました。もう外出には上着も欠かせませんよね笑

受験関連の実感でいうと、二桁月に入っていよいよ共通テスト本番へのカウントダウンが現実味(<リアル感?)を帯びてきましたね。共通テスト形式を除けば(含んでも??)残る模試の回数も僅かになってきており、日々の演習についても一回一回の重みが増してきている頃だと思います。

決して焦る必要はないとは言いつつ、ここからは(成績状況にほぼ関係なく大なり小なり)精神面で各々我慢が強いられる時期になるのはかなり確実だと思います。悩みの内容は個人によりけりだと思いますが、どういう子でも我々東進担任助手はその個人に寄り添って生徒のみんなと一緒に戦っていけたらいいなと考えているし、保護者様はじめその他支えてくれているほとんどの人がそう考えてくれていると思います。もし何か辛いと感じることがあったら一人で考え込まずに誰かを頼ってみるのもいいと思います。

自分が普段深く関わってくれている人程自分のことをよく考えてくれているだろうし、そういう人は真面目に相談すればちゃんとそれ応えようと向き合ってくれると思います。

 

さて、ここからが本来書きたかった部分です。

ぶっちゃけこの時期から受験の勝敗を分けていくものは、具体的な日々の取り組みのアップデートにおける質のようなものではなく、(そういう日々の取り組みがある程度出来上がっていることを前提に)もっと精神的な部分な気はしているので、ここでは自分の受験時代を振り返りつつどこか皆さんに引っ掛かる部分があればなと思って内容を進めていこうと思います。
(()の部分がもしかしたら誤解を招く可能性がある気はしますが、ここでは敢えて弁明することはせずに次に移ってしまおうと思います)

具体的にこの時期の自分を振り返ってみると、自分もやはり(このブログを読んでいるであろう人たちを母集団として)多くの人と同じように、毎日朝勉強をして学校が終わったら自分の勉強場所に行ってみっちり最後まで勉強して家帰ってからもう一踏ん張りして、、、というような変わりなくかつモノカラーな毎日を過ごしていました。

今振り返ってみると、これは本当に不思議な体験だったと思います。貴重な体験だったと思います。
ここまで一つの事柄を中心に世界が周り、かつ穏やか(??)で淡い夢の中にいるような時期というものは、おそらく後にも先にももうないような気がしています。
「穏やか??」「夢の中のような」という表現は現役の受験生にはしっくりこないかもしれないですが、いつかなんとなく分かると思います。

そして今回少し想いをはせて欲しいのは、こういう環境が自分に与えられているという現状についてです。
(あまり内容が長くなっても渋いと思うので端折り気味でいこうと思います。)

自分がこのひどく単調な夢の中に居続けることを有り得る事態としてくれているのは多くの人との繋がり・想いなのであるということです。子供の事を想う親があり、目標に向かって進む人を支えようとする人があり、大学という一目標に向かって進もうとする人々の背中を押してやろうという社会全体の空気があり、それらの総和に守られながらこの環境は成立しているわけです。

今回自分がここから言ってみたい事は、周りのみんなに感謝しろ、ということではありません。(感謝するなということでは決してありません。)

ただ、もし受験に向けて毎日過ごしていてついに終わりが見えてきてしまったこの時期、どうしても辛いと感じるようなことがあったらこういうことを思い出してみたらいかがでしょうか?ということを言いたかったのです。
平たく言語化してしまえば、辛くなった時は自分一人で頑張ろうとするのではなくて、多くの人に支えてもらっていることを思い出し、今はそういう環境に甘えさせてもらいつつそういう人達のためにも頑張ろうという想いもあなたの力になり得ると思いますよという提案でした。
もっともっと平たく一言で言えば、「受験は団体戦だよ!」
もし夢の終わりがハッピーエンドであったなら、その時改めて周りに目を向けてそこで何か感じたら感謝すればいいのです。

 

今回、ハッピーエンドに関連して受験の終わりの話も少ししてしまおうか(恋の終わりは〜の部分、秋っぽいので本当はここまで書き切りたかった!)と思っていたのですが、あまり内容を詰めすぎても長くなってしまうので適切な長さのここ辺りで切り上げてしまいます。
受験の終わりの話をするには確かにまだ時期尚早な気がするというのも確かなのでまた機会があって、タイミングも良ければお話しできたらなと思います。

 

担任助手  今井 諒

 

*自分の世界観をもとにそのまま書き下したので大半の人には共感できる部分が少ないかもしれないですが、、ご容赦下さい。
*今回表題は自分の好きなアーティスト ケツメイシさんの歌からお借りしました。

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