ブログ | 東進ハイスクール 吉祥寺南口校 大学受験の予備校・塾|東京都

ブログ 2021年10月の記事一覧

2021年 10月 30日 大学で本当に学びたいことは?

こんにちは!杉本です。

お久しぶりです。「最近また見かけるようになったな」と思っている方もいるかもしれませんが、再度、担任として吉祥寺校に戻ってくることになりました。改めて、よろしくお願いします。

 

今回は大学で学ぶ内容、学部選びについて書きます。

一部の大学を除き、大抵の場合は大学を受験する際、学部も決めると思います。

みなさん、行きたい学部は決まっていますか?

なぜ、その学部にいきたいのですか?
その学部ではどのようなことが学べるか理解していますか?

 

ここで少し私自身の話をします。

志望学部に関しては、経済学部とかなり早い段階で決めていました。小さいころから将来お金持ちになりたいと漠然と考えていたので、その影響が大きかったです(笑)

世の中のお金の流れについて学びたいと思い、経済学部を志望していました。

 

経済系の学部を志望している皆さんは経済学部・経営学部・商学部の違いについて、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

私自身、それらの違いが明確にわからず、少し悩んだ時期もありました。

複数の大学のオープンキャンパスで学生の方に経済学部と商学部の違いを質問し、経済は理論的、商学は実学的などといった説明を受けましたが、当時の私は根本的な理解には至りませんでした。

自分の興味のある分野は

・経済学の中の商学よりの分野

・商学の中の経済学よりの分野

つまり、ベン図でいう共有部分であると考え、それならもともと志望していた経済学部にしようという経緯で経済学部を志望しました。

 

 

ここまでの話でなんとなく結論は見えてきていると思いますが、、

 

私の通っている慶應義塾大学経済学部では、1,2年時にマクロ経済、ミクロ経済学をはじめとする経済学の分野を必修科目として選択します。

1.2年時に学んだ経済学は私にとってすごく難しく、正直、単位を取得しても完璧に理解しているとは言い難いです、、。

一方、3年生になると必修科目がなくなり、学問分野ごとの必要単位数など若干の制限はありますが、ほとんど自由に授業を選択することができます。

そこで私は商学部の授業を取得してみました。その授業を受け、私はとっても感動しました。大学の授業でこんなに面白い授業はあるのかと、3年生になってようやく気付きました。

 

私の例は文系の話ですが、理系の友達とも似たような話をしたことがあります。

彼女は化学系の学部に進学しましたが、プログラミングの授業を取得したところ、そちらの分野の方に興味を持ち、今はプログラミングの授業を多く履修していると話していました。

 

みなさんにはぜひ、もう一度自分の志望学部についてしっかり考えてみてほしいです。

大学の自由な仕組み上、経済学部に所属していても商学部の授業も取得できるので、学部選択がまったくの失敗だったとまでは言えませんが、もう少し大学の授業を楽しめる選択もあったのかなと思います。

学部を概念として理解するのも重要ですが、実際大学の授業ではどのようなことを学ぶのか、内容にまで踏み込んで調べてみてください!実際の時間割や授業の教科書など、そこまで調べると、より具体的にイメージが湧き、違った考え方もできると思います。

吉祥寺校にはいろいろな学部のスタッフがいるので、気軽に聞いてくださいね!

あと、東進では大学教授の方々による講演なども聞けるイベントもあるので、積極的に参加してみてください!

2021年 10月 29日 残り時間について一緒に考えよう!

こんにちは!1年担任助手の三石です。少し前まで半そでで過ごしていたのに、最近になって急に寒くなりました。皆さん、体調管理に気をつけていきましょう!

 

さて、今回のテーマは「逆算」です。皆さん、GMTなどで担当の人から週間予定シートや、今後の計画について厳しく言われることがあると思います。では、共通テストまであと78日になり、二次・私大の入試まであと3か月半程度となった今、具体的にどれくらい時間が残されていて、どんなことができるか一緒に確かめていきましょう!

 

まず、共通テストが終わる1月16日から、二次・私大入試がある2月中旬までの約1か月間。ここは二次・私大向けの問題演習や、過去問演習に力を入れることができますね。

次に、1月15,16日にある共通テスト向けの対策。これには12月の中旬、下旬からの約1か月間をこれに費やすことになるでしょう。私大志望の人でも、共通テスト利用などで、対策しない人はいないと思います。

また、上記の対策期間はいわば最後の仕上げであり、これまでに演習メインとなるでしょう。

 

そのことを考えると、最後の仕上げまでの時間は、約1か月半ということになりますね。この残り時間をどう感じるでしょうか?必要なインプットは終えていますか?苦手な分野は克服できていますか?

目の前の課題だけに夢中になるのではなく、このように少し視点を変えて、今後について逆算してみると、本当にすべきことや、やるべきことの優先順位が見えてくるのではないでしょうか。

 

本番までの時間は着々と迫っています。しっかりと残された時間を意識したうえで行動しましょう。

2021年 10月 28日 たまには立ち止まって

皆さんこんにちは!担任助手の澤木です!

最近急に寒くなりましたね!自分は寒暖差アレルギーというものを持っているらしいのですが、花粉症みたいな症状で結構つらいです…

そんなことはさておき、もう11月に入ろうとしている中、勉強はしっかりできていますか??

受験生であればもう2か月ちょっとで共通テストの本番が来てしまいます。

他のスタッフの人達は勉強について色々と話してくれているので自分は息抜きについて話していこうかと思います。

勉強を継続させるために息抜きは大切だと僕は思います。一回集中を切り、リラックスすることによって、すっきりした状態で再び集中力を下げずに勉強に取り組むことができると思います。

そんな自分から何個か息抜きを紹介しようと思います。

1.15分ほどの仮眠

朝から勉強をしていると眠くなってしまう人はかなりいると思いますが、1~2時間に一回10分の仮眠をとるとすごく頭もすっきりして、あまり眠くなりません!時限の間などに少し仮眠をとってみるのもありかもしれません!

2.散歩

勉強を何時間も同じ姿勢でやっていてすごく大変で腰も痛くなったりしませんか?そんな方には吉祥寺校の近くにある井之頭公園を散歩することをお勧めします!寒い時期だと目も体も覚めるし、塾にいて何かしていないと焦りを感じてしまうことがあると思いますが、外で散歩しているとゆっくり思考ややるべきことの整理などもできておすすめです!ただし、長すぎても勉強時間が減るだけなので15分くらいにとどめるようにしましょう!

3.大学に見学に行く

勉強していて受かるかどうかも分からないで不安になったりしてしまう人や結果があまりついて来なくてやる気がなくなってしまっている人などにおすすめしたい息抜きです!「自分の行きたい大学に実際に行く」というのは不安などのネガティブな思考とは全く対局にある「最もいい結果」のポジティブな行動です。自分がどういった大学生活をするのか想像したりするのは本当にやる気の向上につながります!自分も受験前のつらい時期に大学に行って見学をしましたがすごく頑張ろうという気持ちになりました。

 

人それぞれに息抜きの仕方があるとおもいますが、自分はこんな感じの息抜きをしていました。あと自分が試してみたいなと思っていたのはランニングとかですかね。すごくストレスが解消されそうでやってみようと思ったことはあるのですが勉強で疲れすぎて全然できませんでした(笑)

勉強を継続するのにメンタルや体調を整えていくのも大切になってきます。皆さんこの調子で受験まで駆け抜けましょう!!!泣いても笑ってもあと少しです。頑張ってるなら絶対大丈夫!

2021年 10月 25日 チコちゃんに叱られて

「チコちゃんに叱られる!」というNHKの番組が私は好きで、チャンネルサーフィン中にこの番組が放送されていると必ずみてしまいます。

チコちゃんという永遠の5歳児が知っているようで知らない世の中のウンチクを教えてくれるのですが、番組ゲストがチコちゃんからの質問にトンチンカンな答えをだすと、「ボーと生きてんじゃねえよ!」と喝を入れられるのがお決まりの流れ。誰しも一度はみたことあると思います。

 

先日は「アンティークとヴィンテージの違いって何?」というお題でした。

そう言われれば考えたことn「「ボーと生きてんじゃねーよ!」」、、、すみません(泣)

答えは「100年経っているものがアンティーク、ヴィンテージはもともと生産年次がわかるワインを指すらしくそれが転じて古いモノを指す様になり古さの明確な定義はない」とのこと。

 

この日もへえぇと感心だけしてそのまま就寝。

しかしベッドに入ってから「ボーと生きてんじゃねーよ!」の言葉が頭をぐるぐるしてなかなか寝付けませんでした。

 

その数日後、大学のオンライン授業を受けているときのこと。

教授が講義の冒頭にこう言いました。

「講義の最後に青島君に3つ質問してもらうからよろしくね」

 

ドキッとしました。

だってみんなの前で喋らなきゃならないし、なにより質問するには相当しっかり講義の内容を把握しなければなりません。

なんだ青島はいつもいい加減に講義を聴いているのかということになりますが決してそのようなことはありません。

普段から真面目に授業を聴いています。しかしただ聴いているだけで所詮受け身。潜在的な意識はボーとしているのです。

 

教授から指名されたその瞬間に、以上の事実に気づき、ドキッとしたのです。

そしてそんな自分を非常に恥ずかしく思いました。

 

さて質問を用意するとなると受け身の姿勢ではいけません。

首尾一貫して批評的、懐疑的な態度で臨む必要があります。

野党が与党の揚げ足をとるが如く、教授の話に説明不足はないか、論理にほころびはないか耳をダンボにして講義を聴きました。

 

その結果、釈然としない点がいくつか浮かんだので授業後予定通り指名された際に質問をぶつけました。私の疑問は瑣末なものではありましたが、実は教授もその件に関して考えたことがなくてわからないというまさかの展開となり、みんなで調べようということになった次第です。

 

このとき私は教授もわからない質問ができてしたり顔だった反面、普段の自分の受講態度を深く反省しました。

 

勉強は勉め強いると書き、その主体は教える側にあると私は考えています。学ぶ側はあくまで受動的で、学ぶ内容は教える側が想定しているカリキュラムの域を出ない印象があります。

 

一方学問は学び問うと書き、その主体は学ぶ側にあると思います。批評的・懐疑的な態度で主体的に問うていく、その繰り返しで無限に世界を広げていくことだと思います。

 

年を重ねるにつれて勉強から学問へ、学びのあり方を変化させなければなりませんが、これまでの私の受講態度は明らかに前者でした。

 

チコちゃんのように世の中のあらゆるコトに疑問をもち学問するためには相当の意識改革が必要だと思いますが、ひとまず講義中だけなら私もチコちゃんになれそうです。

 

そのコツは即ち、必ず質問を用意すること。

どんな些細なこととでもよいから一つ以上質問を用意するルールを課しましょう。

別に授業の最後に手を挙げて質問する必要はありません(そもそも東進は映像授業だからね)。授業後に自分で調べればそれでいいのです。

 

この習慣が身につくと、それまでの100倍一生懸命授業を聴きます。

プレッシャーがかかるから必死になって授業を理解しようとします。

質問のために一語一句聞き漏らさないように集中します。

 

10月から新しく映像授業を追加した方が多いと思います。

その授業をただ素直に受けるだけじゃ本当にもったいない。

 

ボーとしてるとチコちゃんに叱られますよ!

 

青島 健人

 

2021年 10月 24日 木を見て森を見ず

担任助手1年の中嶋です!

最近急に寒くなってきましたね。私が通っている大学では毎日1限から授業があるのですが、寒い日は特に布団から抜け出すのがつらいです、、、頑張ります!笑

 

タイトルである「木を見て森を見ず」という言葉を聞いたことがありますか?

些細なことに気をとらわれすぎて全体を見通せなくなる、という意味のことわざでビジネスでも使われます。

 

You can not see the wood for the trees. 

これは欧米で使われることわざであり、「木を見て森を見ず」の由来となった文でもあります。

 

さてこのブログを読んでいるみなさんには「木を見て森を見ず」ではなく「木も見て森も見る」であってほしいと思っています。

大学受験においての木を、受講などで得たインプット部分だと定義して

森は共通テストの過去問、みなさんが志望しているそれぞれの大学の過去問と定義するとします。

 

木の部分である基礎的な知識を固めないことには、過去問なんて手が出せませんよね。受験生のみなさんは夏に過去問をそれぞれ10年ずつ取り組み、痛感したはずです。

 

そして夏を通して、過去問を解き、自分の苦手分野であったり各大学の傾向や特徴を掴んだと思います。つまりみなさんは森を見た状態になります。

 

さて季節は秋になり、単元ジャンル別演習が開講しそれぞれ必勝必達セットを取り組んでいることと思います。森を見たみなさんは木を再び見て立ち返ることになります。

 

自分の苦手分野しか出てこないので大変ですよね。ですが木から森へ、森から木へ、という行程を繰り返し終えたとき、みなさんは夏よりも遥かに成長していることと思います。苦戦している人も多いと思いますが、今が耐え時です!一緒に頑張りましょう!

 

最後になりますが、木も見て森も見たみなさんなら受験本番である山を越えられます!応援しています^^

 

a