ブログ | 東進ハイスクール 吉祥寺南口校 大学受験の予備校・塾|東京都 - Part 2

ブログ 2020年12月の記事一覧

2020年 12月 24日 冬休みの過ごし方

メリークリスマスイブですね!!

こんにちは、担任助手1年生の佐藤杏美です!

 

去年のクリスマスは確か、東進から帰ってきて夜の12時くらいにささやかなクリスマスケーキを一人で食べた記憶があります(笑)

今年のクリスマスは何か良いことがあるといいですね!(あと一日ですが(´;ω;`))

受験生の皆さんは来年のクリスマスに期待しつつ、精いっぱい勉強してください!!!

 

ところで、東進ハイスクールでは22日から冬休みの時間割が始まりました。

受験生・低学年関わらず、みなさん朝から登校して勉強することはできていますか??

担任助手も眠い目をこすって校舎をあけて、8:30からみんなのことを待っています!!

 

ところで、これから受験生の皆さんは冬休みを本格的に迎え、その後学校が自由登校になり、東進と家との往復、受験会場と家との往復、という地獄のような三学期、受験直前期を迎えると思います。

今日は私の去年の体験も踏まえつつ、冬休みの過ごし方について少しアドバイスしようと思います。

これを読んでくれたあなたの冬休みが受験生として充実したものとなりますように、、、!

 

まず、冬休みが受験の長いスケジュールの中でどういうものなのか、というのをお話ししたいと思います。

もし受験を登山に例えるならば、私は冬休みは、「登山の8合目から頂上を目指す時期」、だと思います。

夏休みはいわば一番下のスタートから5合目あたりまで。登山(受験)がいかに厳しいものなのか、果たしてこの山(志望校)はどれくらい高いものなのかまだよくわからないままただひたすらに足を進めていく時期です。

初めての勉強漬けの一か月に辛い思いをした人も多かったと思いますが、実は冬休みの方が何倍もつらいです。

すでに過去問も一通り解き終わったこの時期には、おそらく皆さん、自分の今の立ち位置と志望校とのギャップが明確化されていることでしょう。

これからみなさんは、死ぬ気で勉強して、そのギャップを埋めていかなくてはなりません。

また山に例えてしまいますが、8合目から先は、そこまでの道のりに比べて標高も高く、酸素も薄く、より過酷な環境です。

もしかしたら「もうつらいからやめてしまいたい。」と思ったり「ここまで頑張ったんだからもう満足な気がする。」と考えてしまうかもしれません。けど、そう考えてそこで足を止めてしまうのってすごくもったいなくないですか??

一番下のところから毎日毎日足を止めずに上ってきたのに、もうあと少しで頂上に手が届きそうなのに、それなのに諦めてしまうんですか?

 

「もう無理な気がする。」「自分はそんなところまで来ていない。」

そう思う方もいるでしょう。実は私もそうでした。

 

皆さんが先週、ないしは先々週に受けた最終共通テスト模試、去年の私は思うような点数がとれず、第1志望校から第6志望校まで、書いた大学で全てE判定をとりました。あと1か月後には本番を受けて人生が決まるというのに、正直絶望しました。

今までの勉強って何だったんだろう?と考えてしまったり、これからの勉強の意味ってなんだろう?と考えたりしていました。

 

私のようになっている方、もしかしたらいるのではないでしょうか、、、?

でも、そんなことで諦めないでください!!!

 

今までの勉強って何だったんだろう?

もちろん、第一志望校に合格するための過程です!!!

 

これからの勉強の意味ってなんだろう?

これもまた、第一志望校に合格するための過程です!!!!!

 

皆さんの毎日は、第一志望校に合格するための過程でしかないのです!

たとえどんなに模試の点数が良くなかろうが、志望校とのギャップが大きかろうが、みなさんは毎日頂上を目指して歩き続けているはずです!

どうか毎日自信をもって勉強してください!

冬休みは、残りの道のりをどう歩くか、というところが勝負なのです。

逃げて遠回りしたって良いことはありません。

たくさん頭を動かして後悔のない受験生活を過ごしてください。

 

頂上はすぐそこですよ!

ラストスパートを全力で駆け抜けていってください!!!

 

 

 

 

2020年 12月 22日 ぶっちぎりの努力を

こんにちは、担任助手1年の片倉 悠希です!

先日、今年の漢字が「密」に決まりましたね!知っていましたか??

たしかに今年はよく耳にした言葉でした。

このような状況がいつまで続いてしまうのかはわかりませんが、受験生の皆さんは感染症対策などの体調管理をしっかりしながら、本番まで濃「密」な1日1日を過ごしていきましょう!

 

そしてみなさん、共通テスト本番まであと 25日となりました。冬休みに入った学校も多く、本番に向けてラストスパートの時期になってきましたね!

東進ハイスクール吉祥寺校は本日より 8時半開館(閉館時間は通常通り)となります!!

受験学年はもちろん毎日8時半登校!!寝坊なんてもってのほかです!

低学年の生徒も、もう東進では新学年になって1ヶ月ほどが経ちます。部活がない時間帯には少しでも校舎に来て、勉強量を上げていきましょう!みなさんの受験も刻一刻と近づいていますよ!

 

さて、受験学年のみなさん。共通テスト本番レベル模試から10日ほどが経ちました。模試の復習と今後の勉強については各担当との面談で決まっていることと思います。

なので自分自身から勉強面の細かい部分に関していうことはないですが、ひとつ伝えたいのは、

全く触れない科目を作らないこと です。

これは当たり前のことかもしれませんが、結構大事です。国公立志望の人は特に、これからの期間で詰めていく科目とかもあって、1日のうちに全科目に触れるのが厳しくなってくることもあるかもしれません。

ですが全く触れないと、確実に忘れます。それが「解き方」なのか「内容暗記」なのかはさておき、得意な教科でも間違いなく能力自体は下がってしまうでしょう。

実際僕自身も、この時期に国語にあまり触れることができなかった結果、本番の点数がプレテストから30点ほど落ちたという経験もあります。

それぐらい「知識」というものは繊細です。これだけは肝に命じて勉強に励んでください。

 

そしてもうひとつ

ここからの期間、ぶっちぎりで努力しましょう!!!

僕は、本気で努力している人が大好きです!

生徒に「なんでそんなに毎日校舎にいるんですか?」と聞かれることもたまにありますが、それは、「夢に向かって本気で頑張っているみなさんが大好きで、みなさんと一緒になって戦いたい」と本当に思っているからです!

おそらく他の担任助手の方でも、同じ意見を持っている方は多いと思います。

本当にぶっ倒れるぐらいまで勉強漬けでいいです。残された時間もわずか!1分1秒を大切にしましょう!

 

最後にもう一度言いますが

共通テスト本番まであと 25日です。

いまの時期、正直しんどいかもしれません。

当然、不安やプレッシャーもあるでしょう。

しかし、試練は乗り越えるためにあります!!

その先にある輝かしい未来を一緒に掴み取りましょう!!

 

2020年 12月 21日 ポジティブに生きる!

担任助手の羽生です。

 

寒くなったり、大事なイベントが近づいたりすると、どうしても思考がマイナスになって、気分が病みがちになりますよね。

特に受験はそうなりやすい典型例ですね。

「もう勉強やめたい」とか、「自分は落ちるんじゃないだろうか」とか。

 

僕にもそういう時期がありました。

特に高校受験の時です。

とにかく辛かったし、常に緊張で吐きそうでした。

今だから言えることですが、仮病で宿題や当時通っていた塾をサボることもありました。

 

大学受験は高校受験よりも長期戦で大変ですし、こんなんではとても耐えられないな、と思いました。

そのため大学受験の時は、とにかくポジティブに生きることにしました。

疲れた時には無理にでもいいから笑顔を作る。

模試の結果が悪くても気にしすぎない、その代わりめちゃめちゃ勉強する。

「落ちたくない」気持ちよりも「受かりたい」気持ちを持つ。

 

僕の合格は、ネガティブな考えに陥らなくても受かるのが可能であることを証明しています。

大変ではありましたし、そりゃあ落ち込みそうにもなりましたよ。

模試ではE判定を何度連発していたことか。

けれども常に前か上を向いてがんばりました。

「自分はそんなにメンタル強くないよ」と思うかもしれません。

メンタルなんて強くなくてもいいんです。

本当に無理矢理でもいいから、とにかくポジティブに考えてください。

注意したいのは、「ポジティブ」≠「危機感を持たない、サボる」ということです。

「勉強しなくても受かれる」ではなく、「勉強さえすれば受かれる」という気持ちでいきましょう。

 

話は変わりますが、僕には田舎に心から尊敬する祖母がいます。

祖母はとにかくポジティブで、孫である僕のみならず誰にでも常に笑顔で接しています。

誰かの悪口を言うことはないし、人を叱る時は軽くジョークを混ぜます。

祖母とは年に1、2回くらいしか会いませんが、その度にすごく元気をもらいます。

本人は高齢なうえ決して体が丈夫なわけではないですが、僕までポジティブな気分になります。

ポジティブでいることは、周りにもいい影響を与えてくれるんです。

 

大学に入れば、「努力が報われた」と心から思う日が来るはずです。

みんなで一緒に大学生になって、大学生活を謳歌していきたいですね。

 

 

2020年 12月 19日 メンタル

読む前の注意事項:

・結構長いので、全部読むのに時間がかかります

・ちょいちょい脱線します

・はっきり言って文章がくどいです

 

こんにちは、吉祥寺校の飯島です。最近寒くなってきました。寒くなると気が滅入りますが、とにかく手は止めずに勉強するんだ受験生。

ところでみなさん、受験勉強をしていると「メンタル的にキツくなる」ことってありますよね。でも、「メンタル的にきつい」とか、「メンタルにくる」とか、「メンタルが弱い」とか、そういうのってそもそもどういうことなんでしょうか?

ここで、読んでいるみなさんに問題です。とか言ってもほとんどの人が真剣に解こうとはしないと思いますが、考えてみて欲しいので出しますね。

 

: 「メンタルが強い」人とはどんな人か、あなたの考えを100字程度で書きなさい。

 

書きましたか?書いてみてください。書かずにこの先を読んでも構いませんが、「書いておけばよかった」と思うことになると思います。ここまで言えば書きますかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、書いていただきましたでしょうか。現代文だか小論文だかわからないような問題だったわけですが、皆さんどんな答えに仕上がりましたかね。

真剣に書いてみるとわかると思いますが、この問題にちゃんと答えようとすると、あることに気がつきます。それは、「メンタル」とは何か、をわかっていないとそもそも書きようがないということです。(だって、たとえば「Danio rerioについて説明しなさい」って言われたらとりあえずDanio rerioが何かを調べますよね?知らなきゃ書けませんよね?)これに気がつかずに書き上げられてしまった人は多分小論文では点数取れないですね。現代文なら大体は本文に書いてあることだけ整理できれば大丈夫なので最悪なんとかなると思いますが、持つべき視点や考えの深さは足りていない可能性が高いので、今一度自分の思考力を見直してくださいまし。

半分説教みたいな感じでしたが、結局のところこの問題に定まった正解はありません。ただ、メンタル(に限らずですが)について考えるにあたってはメンタルとは何かを分かっている必要があるということが言いたい訳です。この文章だけ見ると当たり前だと感じると思いますが、先程の問、「メンタルが強い」人とはどんな人か、あなたの考えを100字程度で書きなさい。という文章を読んだ瞬間に「まずはメンタルとは何かを定義しないとな」と考えられた人はまあいないでしょう。思考訓練が足りませんな。考えられたという人は、何かについて考える際に潜んでいる仮定に目を向けて定義を見直すということを癖づけられると最高ですね。ただ、森羅万象に対してできる限りこれをやっていると地獄なのでやりすぎない程度で良いでしょう。

 

またまた脱線したわけですが、そういうわけで今回は「メンタルとは何か」ということを深掘りして考えていきます。皆さんも読みつつ考えてみてください。きっと人によってメンタルの定義は違うと思いますし、その定義によってメンタルとの向き合い方も変わってくるはずです。「長々とした御託は読みたくねぇ」という人はここまで飛んでください。

定義するといっても、一手目は何にしましょうか。とりあえず辞書でも引いてみますかね。皆さんもお手元の辞書類を使ってみてください。

ちなみにこういうときに出典を明記しないと剽窃に該当してさよならバイバイなので皆さんも気をつけてください。

 

メンタル

心的。精神的。

[広辞苑 第四版(1991年発行)より]

 

古いせいか、名詞的な用法がありません……。昔は日本でも名詞的な使い方はしていなかったということでしょうか。(新しい辞書の記述は後ほど追記し、加筆修正します)。

 

とりあえず日本語の辞書にはこんな風に書いてあったわけですが、メンタルなんてどうせ外国語由来なので、語源っぽい英語のmentalも引いてみましょうか。

なんで英語まで引くんだ?って思いましたか?「メンタル」を一番近い在来日本単語で言い換えると「精神」とかでしょうか。「メンタル的にキツい」=「精神的にキツい」とるかと思いますが、メンタルと精神は完全にイコールでは無いはずです。「メンタルが強い」はしっくりきますが、「精神が強い」ってしっくりきますかね。飯島は違和感を感じます。「精神が強い」よりは「精神的に強い」あるいは「心が強い」の方がしっくりきます。というわけで、もともと精神という言葉があったのにも拘らず(かかわらず、関わらずは誤記なので入試で記述ある人は注意な)、メンタルという言葉が使われるようになったからには、我々の心の内側を表すのに精神よりも適している理由が元々の単語であるmentalに隠されているのでは無いかと思うわけです。思わないか。思わなくても、語源は気になるっていう感覚の方が良いっすよ多分。

 

mental | adjective

1 relating to the mind: mental faculties | mental phenomena.

・carried out by or taking place in the mind: a quick mental calculation | | started my mental journey.

2 relating to disorders of the mind: mental health | a mental illness.

3 British informal insane; crazy: / think he was a little worried that I might be mental.

[New Oxford American Dictionaryより]

 

ここで“adjective”は「形容詞」の意味です。

結局は日本語で置き換えなきゃ説明できんので完全には捉えきれないわけですが、まあそこはとりあえず目を瞑っておきましょう。瞑りたくない人は英語の勉強をしよう。

これは日本語にすると、

1 mindに関係する、mindの中で為されるまたは起きる

2 mindの乱れ的なもの(disorders)に関係する

(3は省略)

って感じですかね。すると、mindも調べないといけないことに気がつきます。めんどくせえな、なんて言わずに調べましょう。mindなんて調べなくても意味わかるわwwと思った人が次を読んで後悔する顔が目に浮かぶようです。

 

mind | noun

1 the element of a person that enables them to be aware of the world and their experiences, to think, and to feel; the faculty of consciousness and thought: as the thoughts ran through his mind, he came to a conclusion | people have the price they are prepared to pay settled in their minds.

・a person’s mental processes contrasted with physical action: / wrote a letter in my mind.

2 a person’s intellect: his keen mind.

・a person’s memory: the company’s name slips my mind.

・a person identified with their intellectual faculties: he was one of the greatest minds of his time.

3 a person’s attention: I expect my employees to keep their minds on the job.

・the will or determination to achieve something: anyone can lose weight if they set their mind to it.

[New Oxford American Dictionaryより]

 

“noun”は「名詞」ですね。mindには動詞としての使い方もありますが、ここでは省略します。日本語にすると、

1 (個人)の一部(element)で、その人自身が世界や経験、思考、感覚を知覚する(be aware of)ことを可能にするもの、身体行動と対照的な、人のmental processes

2 人の知性的なもの(intellect)、記憶(memory)、知的能力(intellectual faculty)がアイデンティティの人 (意訳でスマン)

3 人の注意(attention)、何かを達成するための意思(will)または決断(determination)

というところまで理解すると、英語の“mental”は「mindに関する〜」という意味の形容詞であることがちゃんと分かるわけです。

みなさんお気づきかと思いますが、日本人はメンタルという単語を名詞的に使っていますが、そもそも英語のmentalには名詞としての用法はないわけですね。(カルチャー英語まではわかりませんが……)。そう考えると、日本語のメンタルは、英語ではmentalよりもmindの方が近そうな気がしてきます。ただし、mentalの意味の2番目に”disorders”という単語があったのを思い起こすと、英語ではしばしばマイナスなニュアンスでmentalという単語を使うようです。また、mindという単語には、知性や注意といった意味合いも含まれているものの、核となる意味は1番目のもので、「意識(awareness)の根源」みたいなニュアンスがあるようです。

 

辞書的な意味はこんなところですかね。ところで、Danio rerioが何かは調べましたか?ググればわかりますが、ゼブラフィッシュのことです。あれ、日本語の字面だけ調べてそこでやめていませんか?ゼブラフィッシュはコイ目の魚で、名前の由来は体の縞模様で、遺伝子の改変がしやすくて実験によく用いられているモデル生物で……などなど。何事についても知らんものに出会ったらある程度は調べるという癖はつけた方が良いですよ。調べないで放っておいたらまた出会ったなんてしょっちゅうですから。それが入試じゃないといいですね。

ところで、モデル生物って何か知ってますか?……っと三度脱線したわけですが、辞書を引く理由は他にもあります。「人間の心は言葉に支配される」的なやつです。超大雑把に言うと、ポジティブな語彙が多い言語を使う人はポジティブになりやすいし、ネガティブな語彙が多い言語を使う人はネガティブになりやすい、とかそういうことです。つまり、完全に決まった状態の自分が言葉を選んでいるのではなく、使っている言葉が逆に自分自身を規定しているという考え方です(ちょい雑ですが)。そう聞いたら言葉の意味、調べたくなりませんか?ならんか。なってくれ。

 

そんなこんなで、皆さんこういう意味の単語を無意識に使って、「メンタル」とか言ってるわけです。知らず知らずのうちに「メンタル」という言葉で己を縛っているんですね。この文章書くまで飯島もメンタルという単語の詳細はよくわかっていませんでした。

ブーメランがかつての己の後頭部に突き刺さっているわけですが、ここまでの内容を踏まえた上で、ここからはもう少し体感に近く、イメージや感覚で「メンタル」を考えていきたいと思います。

先ほど、メンタルと精神はイコールでないと言いましたが、なぜそう感じるのかを試しに考えてみましょう。「メンタル的にキツい」状態と、「精神的にキツい」状態を想像してみてください。さっきはイコールでつなぎましたが、本当に全く一緒ですか?全く一緒と言われてしまうとそこでお終いなのですが、とりあえず僕の感じる違いを書いてみます。「精神的にキツい」と言った方が、「メンタル的にキツい」と言うよりも、心にくるダメージにフォーカスしている感覚があります。メンタルという言葉にすると、心だけでなくてなんとなく体もしんどくなっているという感じです。そんな感じしませんか?別にしなくてもいいです。ふん。あと、個人的には「メンタル的にキツい」は、「精神的にキツい」よりも「精神的に参っている」の方が意味的に近いように感じます。感じませんかね。別にいいっす。

要するに、あるものをそれに近い何かと比較することでそのものの持つ特徴を炙り出そうという訳です。今回の場合は、飯島の感覚だと、メンタルという単語には、精神にプラスしてその影響を受ける身体的な部分を含むような感覚があるのではないか、また、そのせいかダメージを受ける範囲や規模が大きいのではないか、というような結論が出る訳です。メンタル的にキツいとき、何となく体までキツい感じがする感覚、ないですかね?

メンタルは精神のことかと思いきや、案外肉体的要素も含んでいそうです。実際、体の調子は心の調子に影響を与えるようです。証拠は示せませんが、体が疲れている時はやる気も出ないっすよね?実際、英語のmind1番目の意味は意識(awareness)の根源というようなニュアンスがありました。意識には心も体も影響を与えますよね。なんか合ってそうな雰囲気。

 

メンタルに影響を与え得るものは体以外に何があるでしょうか。体までは内的要因なので、すなわち外的要因ですね。これは人によって違いそうですが、とりあえず具体例を出してみましょうかね。「その日の夕飯が何か」とかどうでしょう。好物が出るのか、嫌いな物が出るのか、それによってその日の心の持ちようって変わりませんか?その心の持ちようってメンタルに影響を与える得ませんか?なんか二段構えになってしまって少々強引な感じがするので、他の例も考えてみます。「めちゃめちゃ応援していたアイドルか何かが逮捕された」とか、「仲の良い友達と大喧嘩した」どうでしょう。これはメンタルにくるでしょう。その理由を説明しろなんて言われても困るとは思いますが、確実にメンタルにはきますね。minddisorderといったところでしょうか。アイドルの逮捕と勉強なんて全く関係ありませんが、自分の意識(awareness)を通してその二つは確実に関係し合うわけです。つまり、ショックなできごとやストレスフルなものというのがメンタルに支障をきたす訳です。逆に、「おいしいものを食べた」とか、「仲の良い友達と話せた」とかそんなんでもメンタルには良い影響を与えるはずなんです。

 

すなわち、メンタルを良好な状態に保ちたければ、己にマイナスな影響を与えるものとなるべく距離を置き、プラスに働くものに近づいていけば良いのです。結局大したことを言っていない気がしますが、それがそれぞれ何なのかを考えるのが大事なんですね。

あなたにマイナスな影響を与えるものは何ですか?プラスな影響を与えるものは?

マイナスって何?ストレス、不安、不信、疑念、悲壮、嫌悪、憎悪、嫉妬、憤怒……

プラスって何?リラックス、安心、信用、信頼、嬉しみ、楽しみ、喜び、好き、感動……

自分で書いてて、マイナスの方ばっかり先に出てきたので驚きました(プラスの方は後から対義語をとって書き出しました)。日本語ってそういう言語なんでしょうか。人間、マイナスの方が多い環境に身をおいているのでしょうか……。だとしたら、自然に過ごしていて、プラスなものと多く触れ合うのは難しいかもしれませんね。え、お前の語彙力?性格?

 

ということで、メンタルについて言葉の意味を辿ったり、要素に分解したりして考えてみたわけですが、いかがだったでしょうか。言葉遊びみたいではありましたが、案外悪くなかったのではないでしょうか。結局「メンタルが強い」とは何なんですかね。先述のマイナスに耐性があること?プラスを取り入れやすいこと?あるいは鈍感さ?まとめきれませんね。まあでも何事も深く考えてみることが大切なんです。その上で、調べられるものは調べるんです。自分のメンタルを分解してぜひ掘り下げてやってください。きっと何か見えてくるはずですよ。

実は、最初に出した問は「メンタルとは何か」を考えようとなったときに、「メンタルが強い人はどんな人か」の方が考えやすいから、とりあえずそれを「メンタルとは何か」を考えて掘り下げる際の起りにしてやろうじゃないか、という発想から来ています。「メンタルが強い」状態を定義できれば、「メンタルを強くする」方法も見えてくるかもしれません。

ここから先は、ぜひ皆さんご自身で考えてみてください。

 

長々と御託を並べてきたわけですが、読んでくれた方はありがとうございました。ところで、だいぶ前にテレビで競走馬についてのドキュメンタリー番組をやっていたんですが、その中で馬の飼育の難しさについて調教師の方が話していたことの一部がとても印象に残っています。それは「馬が怖いと感じている時、何が怖いのか馬自身もわかっていない」というものです。これを横で聞いていた人は「馬は馬鹿だな」なんて鼻で笑っていましたが、皆さんはどう思いますか?なんだか気分が上がらない時やストレスが溜まっている時、メンタルがやられている時など、何が本当の原因なのか、自分自身で理解できているのでしょうか。

ヒトも所詮動物の一種です。言語を持つからと言って何でも言語化して理解できているわけではありません。相手に上手く伝えられないときってありますよね。そういうとき、あなたは言語化ができないという状態にあります。あなたは自分について、詳細に言語化できますか?そう考えると、自分自身のことでさえもよくわかっていないのではないかと、そうは思いませんか?何かに立ち向かう時は「まず敵を知ること」です。東進の講師も言っていた気がします。それが自分自身の中にあるのなら、己をよく知ることです。自分のメンタルなら、まずはメンタルとは何かを知り、自分のメンタルのことを知る。これを必要だなと思ってくれたなら、改めて、上の長ったらしい文章をちょっとでも良いので読んでみてください。

 

吉祥寺校 飯島

 

 

2020年 12月 18日 共通テストまであと1ヶ月!!

こんにちは!担任助手1年の長谷川です!
今年もあと14日で終わりますね、、

みなさん、今年はどのような1年でしたか?今年はコロナウイルスの影響で少し変わった1年になりましたね。私は、大学生になったにも関わらず大学にまだ1回も行けていないので大学生になった感じがあまりありません(笑)

ついに、共通テスト本番まであと1ヶ月となりました!

今のみなさんの心境はいかがでしょうか。焦ってきた人、まだまだ気持ちに余裕がある人それぞれだと思います。

受験生はやっと試験本番ですね。今までの勉強の成果を出すときがやっときました!

低学年のみなさんは、いつもの模試以上に大切な模試であることは低学年説明会や面談で耳が痛くなるほど聞いてますよね。

今回は受験生、低学年のみなさんそれぞれに向けて書きたいと思います。

☆受験生のみなさんへ

13日の最終共通テスト本番レベル模試お疲れ様でした。なかなか自分の納得のいく点数や評価がとれたという人は少ないと思います。ほとんどの人は第一志望でE判定が出て落ち込んでしまっているのではないでしょうか。

しかし、、落ち込んでいるあなた!!そんな時間はありません!!!!

泣いても笑っても時間を戻す、延ばすことは出来ません。あと30日でテスト本番です。

だからこそ、落ち込むのではなくその悔しさをバネにして必死に最後の最後まで自分が出来ること全てをやりつくしましょう。

あとから後悔しても遅いですよ。

 

☆低学年のみなさんへ

校舎で勉強している受験生を間近で見て共に勉強していて受験生の緊迫している雰囲気がだんだん伝わってきているのではないでしょうか。新高3生のみなさんはあともう1年後で同じ状況になります。

今の自分をみて、あと1年後、自分の計画通りに勉強し、成績も順調に伸びている、自分の第一志望校に合格している未来は見えるでしょうか。

あまり想像はできないですよね。間違いなく今のままの努力量だけでは足りないですよね。あと1年間で他の生徒の差は努力次第で十分に変えられます。その転機の1つに繋がるのがこの同日模試でもあると思います。

もうすでにあなたは高3生ではなく受験生ということをお忘れなきを。

受験生のみなさんも低学年のみなさんも共通テストまであと1か月、気合を入れて勉強頑張りましょう!!

 

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