寒いですね。少し重い内容になっています | 東進ハイスクール 吉祥寺南口校 大学受験の予備校・塾|東京都

東進ハイスクール 吉祥寺南口校 » ブログ » 寒いですね。少し重い内容になっています

ブログ

2020年 12月 7日 寒いですね。少し重い内容になっています

 

みなさんこんにちは。担任助手2年の橋本です。

寒いですね。

本当に寒いです。

みなさんしっかり身体は冷やさないようにしましょうね。

私は冬という季節が嫌いです。

寒いですから。

 

さて、本題に入ります。

今回の内容はあまり書きたくないもので、あまり多くの人に読んで欲しくもないものです。

思い出すだけでも辛いもので、担当生には何回か話すことはありますが、毎回涙がこぼれそうになるのを耐えなければいけないような話です。

このブログを読んだことで最後まで努力を続けることができて、志望校合格をつかみ取れるような生徒が出たら、私は担任助手になって良かったと言えるのかなと思います。

 

今回書くことは自分の受験体験談であり、失敗談です。

少し長くなるかもしれませんが、お付き合い下さい。

 

私は芝高校という中高一貫校の高校に通っていました。世間一般的には進学校と呼ばれる高校で、まあまあ偏差値も高いところです。

部活はサッカー部で、男子校なりに青春はできたんじゃないかなって思っています。

引退は高校3年生の5月中旬で、高校2年生の頃に東進に入塾しましたが、本格的に受験勉強を始めたのは夏休みが始まった頃でした。

まあ本格的に始めたのがその時期なんですけど、受講はある程度やっていたし、学校の授業はしっかり聞く人で、成績は上位に位置しているような生徒でした。

しかし、学校の勉強ができれば模試で点数がとれるかというと、そうではないのは皆さんも分かると思いますが、夏前の模試ではひどい成績でした。

元々帰国子女ってこともあって、英語はできたのですが、理系科目はほぼ4割だった気がします。

ちなみに志望校は東京工業大学でした。

 

親や先生からはまずいんじゃないかと思われていたのですが、夏休みが始まって、残りの受講を7月中に片付けてから8月になってセンターの過去問を解いていくうちにどんどん点数は伸びていきました。

夏終わりの模試ではC判定まで伸びました。

自慢ですが、私は元々地頭がいいようです。覚えはあまりよくありませんが、理解は早いですし、問題解決能力も高いのかなーって自分では評価しています。

 

夏が終わって少しだれてから、10月になると東工大の過去問を始めました。

最初は時間内に終わることは当たり前に無理で、2割いくかどうかも怪しいぐらいでした。

しかし、例のごとく、11月がおわる頃には時間内に大体終わるようになり、物理化学に関しては満点をとろうと思ってた感じでした。

ここまでいくと、家であんまり勉強していなかったので親は不安がっていましたが、学校の先生も東進の担任助手も担任ももしかしたら受かるんじゃないかみたいな雰囲気が出てきます。

私も過去問で合格点がとれ始めてから、まあこのままやってればどうにか受かるんじゃないかなーなんで考えてました。

 

12月は単元ジャンル別演習中心に、併願校の過去問も混ぜていき、最終模試でもある程度の点数が出せました。

1月のセンター直前で文系科目も一気にやって、いざセンター試験です。

 

 

めちゃくちゃ良い成績がでました。

 

 

思うわけです。

 

これは東工大に受かると。

 

センターが終わって、センター利用の結果が出る(いくつかの予備校で判定がすぐに出ます)と、申し込んだ、芝浦工業大学、明治大学、東京理科大学、全て受かっていました。

 

 

大変お待たせしました。以上長くなりましたが、ここからが失敗談です。

あらかじめ言っておくと、私の失敗、それは、受験に対する油断です。

 

 

センター試験が大成功で終わって、自分はできる子なんだと思った私はあまり東進に行かなくなりました。

 

学校の補習に少し出て、東進に時々行って、家で過去問を計画した分量だけやって、後は漫画を読んだりテレビを見て過ごしていました。

 

元々一般で受験する予定だった大学は、芝浦工業大学、明治大学、東京理科大学(理工学部・工学部)、早稲田大学、東京工業大学でしたが、すでにセンター利用で受かっていた3つは受けるのをやめました。

その方が早稲田大学、東京工業大学に集中できるからと考えたからです。

 

 

それがいい判断かどうだったかは分かりませんが、結果、私は一般で受けた大学、全て落ちました。

 

 

あっけない終わりです。

 

 

 

順番で言ったら、まず東京理科大学工学部の不合格通知が家に届き、早稲田大学の結果が補欠で出て、東京工業大学は不合格通知、早稲田大学の補欠合格を祈るも、不合格通知を電話で聞くという結末でした。

 

 

私はおろかにも、最後の早稲田大学の補欠不合格の電話を受ける時までまだ希望はあると思っていました。

 

 

その受験最後の電話を受けた後、やっと私に出てきた感情というものが、後悔でした。

 

 

なんで自分はあんなにつけ上がっていたのだろう。

なんでセンター試験が終わった後も真剣に勉強しなかったんだろう。

なんで受かると思ってたんだろう。

なんで、、、

 

 

 

私が生徒になんで担任助手になったか聞かれた時、私は決まってこう言います。

”当時の担任助手にコミュ障直るってそそのかされた笑”

 

しかし、去年も今年も、この時期だけは変えています。

”自分みたいな後悔をみんなにしてほしくないからだよ”

 

 

全てがおわった時に後悔のないようにして下さい。

 

 

過去の記事