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2021年 11月 17日 模試を活用する

 

 

こんにちは。担任助手の今村です。
模試が多くありスケジュール的にも精神的にも忙しいなかでも着実にやるべきことをこなしていっている受験生の皆さん、毎日お疲れ様です。
2回連続で勉強とは離れたことを書いたので、そろそろ勉強の話もしようかと思います。今回は低学年の皆さんに読んでもらいたい内容です。

11月の全国統一テストが終わりましたね。もう復習は終わりましたか?
復習とひとことに言っても、その内容は人それぞれだと思います。
でもこの「人それぞれ」、一人一人が自分にとって一番効果的な復習ができているからこその「人それぞれ」でしょうか。
復習、とは何をすることを指して言っているのでしょうね。
取りたい点数を取れるようになるような復習は、具体的には何をすることでしょうか。

本当ならここで終わりにして自分で考えてもらいたいところなのですが、一応、私の場合は〜という話をしますね。ここから先は、復習方法に悩んでいる人がもしいたら参考程度に読んでみてください。

まず、何のために復習をするのか考えてみましょう。
①同じ間違いを繰り返さないようにするため
②苦手分野を特定し、潰すため
こんなものでしょうか。

そうしたら、①の達成のために間違いの原因を探しましょう。計算ミス、問題文の読み落とし、公式忘れ、単語力不足、基本的解法の未定着などです。探せたら、今度はその原因をなくすためにこれからやっていくことを考えましょう。問題文の読み落としをよくやってしまう人は問題文に線を引きながら読むとか、単語力不足の人は期限と量を決めて単語の学習に取り組むとか、そういうことです。

②の苦手分野については、解いた時の感覚と点数で大体特定できると思います。そうして特定した苦手分野、潰してしまいましょう。間違えた問題をピンポイントでというよりはその周辺にまで範囲を広げて、分野の括りで見直してみるのがおすすめです。基本的なところのおさらいを高3の冬とかになってやるのは気が進まないですよね。高いレベルの入試問題を演習するような時期に基本に戻ることは悪いとは言えませんが、できればそんなことをしなくても基本的な部分は身についているという状態でいたいものです。これに関しても、これからやっていくことの期限と量どちらも決められるといいですね。

これは過去問演習に取り組む受験生にも何度も伝えていることですが、解いた問題をその場限りのものにせず、点数を上げる手段としての復習、次につながる復習をしていきましょう。

担任助手一年 今村

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